猫の腎臓病治療薬「AIMの注射」はいつから使えるの?
千葉市で働く臨床経験17年目の獣医師です。
前回私は、「猫が30歳まで生きる日」という本を読み、東京大学大学院医学系研究科の宮崎教授のAIM研究を応援していきたいとお伝えしました。
AIMとは宮崎教授が発見したタンパク質で、猫の腎臓病治療薬として開発が進んでいました。ところが現在世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症により、その猫の腎臓病薬の開発中断が余儀なくされてしまったのです。
AIMに関して詳しくは前回のNOTEをご覧ください↓
「猫が30歳まで生きる日」を読んで以降、私は今後このNOTEで何かできることはないか?
と考えました。
そして私は思いつきました!
宮崎教授のAIMに関する研究は日々進行しています。
私は「猫が30歳まで生きる日」を読んだ後からは、宮崎教授のAIM研究に関する記事をインターネットで積極的に探すようになりました。
最近の記事を読んでいると、本で描かれていたエピソードの後も、インターネットから得られる情報にはなりますが、少しずつAIM研究が進んでいることが分かります。
そのため宮崎教授のAIM研究を応援するのと、皆様にAIM研究の情報のアップデートを目的として、
私が日々探して読んでいる宮崎教授のAIM研究に関する記事の中で気になるトピックがありましたら、今後このNOTEを通じて皆様にも共有をしていこうと思います!!
早速ですが、本日このような記事を読みました。↓
まねき猫ホスピタルで院長をしています石井万寿美獣医師が宮崎教授にインタビューをした記事でした。
その中で私が気になったトピックとしては2点ありました。
①AIMのサプリメントが今年中か来年には一般の人に手に入るようになる。
②AIMの注射はいつ使えるの?という質問に宮崎教授は
開発が今年の終わりぐらいから再開できたと仮定すると、2023年の終わりから2024年の初めには完成するのではないかと推定している
と答えています。
完成に関する具体的な数字が出で来ると嬉しくなりますよね!!
猫の腎臓病薬の完成が待ち遠しいです!
こんな感じで今後も不定期にはなってしまいますが、AIM研究の情報の共有ができたらと考えています。
よろしくお願いいたします。
もしも私の記事を読んでAIMに関して気になった方がいましたらぜひこちらの本も読んでみてください。↓
また現在東京大学では
宮崎徹教授による猫の腎臓病治療薬研究への寄付も行っています。↓
別の記事に書かれていましたが、8月中旬で寄付総額は1億6000万円を突破したそうです。
AIM研究はそれだけ期待や関心が高いということですね!
今回のNOTEは以上です。
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