苔テラリウムの水やりとお手入れ方法
こんにちは。
苔テラリウム専門店 Vesmir の作家のくらです。講座や販売もしてるので
ウェブページをのぞいてみてくださいね。
関東では桜も散って、暖かくなってきました。先週末には幼稚園の入園式がご近所で見られました。
苔も新旧入れ替えの季節。おうちのヒノキゴケ、少しずつ茶色く枯れはじめて、その間から新芽が顔を出していませんか?
苔テラリウムは植え付けてから新芽が出るかまでが勝負。環境が合わないと枯れてしまいますが、そこで芽を出した苔はその環境で生きていける強い苔です。
あとは剪定が必要なくらい元気に育ち、夏冬も耐えてくれるでしょう。
本日から、苔テラリウムの基本についてシリーズで書いていきたいと思います。育て方がわからない時に参考にしてください。
本日は水やり、お手入れ方法についてです。
苔テラリウムの基本① 苔テラリウムの水やりとお手入れ方法
苔は湿度を好むので、蓋なしテラリウムや盆栽で育てる場合には毎日水やりをします。蓋つき容器に入れて育てる場合は、週に1〜2度の霧吹きでOK。
蓋のありなしは、植え付ける苔の種類で調整します。乾燥に強い苔と湿度を好む苔の一覧はこちら(リンク)
時々「一回、何プッシュですか?」とプッシュ回数を聞かれることがあります。容器内の状況によりますが、小さい容器なら1、2プッシュでいいと思います。
というのも小さい容器で4、5、6プッシュして、それを数週間繰り返すといずれ容器の底に水が溜まって、その水が腐ってカビ菌が繁殖する原因になるからです。
霧吹きは苔への葉水が目的というよりも、容器内で循環する水分を補充するイメージです。
霧吹き後はガラス内側についた水滴を拭き取ります。そのままにしておくと容器内の植物がきれいに見えないだけではなく、水垢ができます。またカビの季節には、アルコールをつけたティッシュや清潔な布で蓋や内壁を拭き取るだけで、カビ予防になります。
【ワンポイント】
水やりの水(スプレーボトル250mlくらい)にヒバオイルを数滴たらすと、苔のカビや病気の予防になります。カビが生えてしまった場合の対策はこちらを参考にしてください。
テラリウムに適したお水は?についてはこちら
今日は苔テラリウムの基本① 苔テラリウムの水やりとお手入れ方法 でした。
苔との日々は、つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?