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実は、努力しなくてもポジティブ>ネガティヴだった話

自分はネガティヴが歩いてるっていうくらい、暗い発想の塊だと思っていた。


でも、夜中にふと、気がついた。

わたしって。事実、努力しなくてもポジティブ>ネガティヴじゃないか

(夜中にふと目覚めて思いつくことが多いのはなんでだろう。夢でも見たのか、という唐突さ)


いままで、生活の中のネガティブな要素を探し、地の果てまで感じ抜く!タイプだったので、ホイホイと簡単にうつになった。だからこれからは、ポジティブもちゃんと見つけましょうと思い立ち、夜中にノート(紙のやつ)を開いてひとしきり気がすむまで書いた。


何を書いたのかというと、昨日起きたことの中でネガティブなこととポジティブなこと。それをそれぞれ分けて書いた。


毎日、このノートに日記を書いているが、読み返すと「辛かった」「嫌だった」「心配になった」という言葉が目立つ。
まあいいや、仕方ない、という投げやりなのも。


でも、悪いことばかりではなかったはず。それをきちんと1日の終わりに思い出すことを意識していなかっただけ。


自分のために、いまから見つけていこう、と決める。


はじめは、私何してたっけ、ポジティブなことなんて一つもしてないし、思ったりもしてないんじゃ・・・?と心配になる。


でも、脳みそはすごい。ありがたいことに、ちゃんと思い出してくれた。そして、スイッチが入ればポンポン思い浮かぶものだ。


いとこちゃんがきてたくさん話せたとか、サウナに行って気持ちよかったとか、ラーメンが死ぬほどうまかったとか、餃子が失敗せずうまくいった、とか色々あった。

こんなにたくさんあったのに、ひとつも気づいていなかったなんて!


小さなことでも全部思い出して、書き出してみると結構な量になった。それでも尽きない。


飽きたので、今度はネガティブな出来事や感情を探してみた。これもまたあれよあれよと出てくる。けれどもふと気づいたら全部尽きていた。ネガティヴはポジティブに比べて出せば尽きる。見つけようと思っても一定のところまではスラスラ出てくるくせに、ピタッと止まる。不思議だ。これからも試してみようと思う。


ポジティブを見つけるのが面白くて、さらに続ける。
お風呂が気持ちよかった、寒いからなおのこと気持ちいい。雨の日に外に出なくて済んだ、一日穏やかでいられた。泣かなかった、叫ばなかった。ペンタブ買った。ペンタブで使うための無料ソフトが見つかった。ペンタブの使い方を学び始めた。新しいことに挑戦している。こんな寒いのに家族の誰も風邪をひかない・・・なんて個人的なことばかりだけど。


最近ネガティブなことばかり頭をもたげてくる、というとき、実際にネガティブに思うことを書き出してみるといいかもしれない。


案外すぐに止まったりして書けなくなります。そしてポジティブなことを書き出せば、面白くてついつい止まらず続けちゃうとおもう。


なんだか自分がポジティブな人間になったみたいで、というかもともとそうだったのかな、なんて考えて有頂天になっている。世の中にはどうやったらポジティブになれるかなんていうセミナーや啓発本が溢れているけど、人は本来、ポジティブなんじゃないのか。だってこの私ですら、こんなふうに気づけるんだから。

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