緊急事態宣言延長中~vs宮本徹議員が問う #検察庁法改正案に抗議します 国民の怒り(書き起こし)
5月11日 安倍晋三 検察庁法「恣意的な人事、全く当たらない」
宮本徹 議員 (共産党)の質疑 衆議院・予算委員会 via 水@article9
(16:15~20:53)
宮本:検察庁法の問題であります。この週末に<#検察庁法改正案に抗議します>このハッシュタグをつけてTwitter上でデモが行われました。この週末2日間で約500万のツイート。キョンキョンや、きゃりーぱみゅぱみゅ、あるいは西郷輝彦さん、浅野忠信さん、いきものがかりの水野良樹さん等著名な方々、芸能人の皆さんも多数が参加されておられました。
時の総理をも起訴することができるのが、検察官の職務であります。だからこそ、政治的中立性と独立性が不可欠であります。ところが安倍政権はこの間、これまでの法解釈をひっくり返して、黒川氏の勤務延長を閣議決定しました。さらに今度は法改正までして、政権の判断で検察幹部の勤務延長ができ、時の政権が恒常的に検察人事に介入できる仕組みを制度化しようとしています。私、はっきり言って三権分立をゆるがす、<独裁者>の発想だと言わなければならないと思っております。
演出家の宮本亜門さんは「このコロナ禍の中、集中すべきは人の命。どうみても民主主義とはかけ離れた法案を強引に決めることは、日本にとって<悲劇>です。」こうツイートされています。
俳優の井浦新さんは「もうこれ以上保身の為に都合よく法律も政治も捻じ曲げないでください。この国を壊さないでください。」こうツイートされております。
国民みんなで自粛をして新型コロナと戦っている最中に、自らの権力を守る為に悪法を押し通す、<火事場泥棒>だと国民にうつっているわけであります。総理、この国民の怒り、どう受け止めてますか?
安倍:えぇ、検察官も一般職の国家公務員であり、国家公務員法の勤務延長に関する規定が適用されるとの今回の解釈変更は、検察庁法を所管する法務省において、適切に行ったものと承知をしております。
ま、そのうえで、今般の国家公務員法等の改正法案の主旨目的は高齢期の職員の豊富な知識経験等を最大限に活用する点等にあるところ。この検察庁法の改正部分の主旨目的もこれと同じであります。
また今回の法改正においては検察官の定年延長をするにあたって、その要件となる事由を事前に明確化することとしており、内閣の恣意的な人事が今後行われるといったご懸念は全くあたらないと...はっきり申し上げておきたいと思います。(尻すぼみの小声になる)
(棚橋委員長:ご静粛に、ご静粛にお願いします)
宮本:いや、国家公務員並びにしては、ダメなんですよね。国家公務員と区別をして、時の政治・政権が人事に介入できないように今まで検察官の仕組みはやってきたわけですよ。定年延長の制度!そこに何故手をつけて、検察官の人事にまで時の政権が介入できるようにしようというんですか。私は、さきほど総理にお伺いしたのは、これだけ、たくさんの方がTwitterで著名人の方まで含めて市民・国民が意思表示したのはかつてない事態ですよ!これをどう受け止めてるのか!ということを伺っておるので、その点をもう一度、答えてください。
(棚橋委員長:静粛にお願いします)
安倍:先ほど答弁したとおりでございます。
(棚橋委員長:宮本徹君、まずご静粛に。野党ともにご静粛に。宮本徹君、恐縮ですが、申し合わせの時間がきております。)
宮本:全く国民の怒りに答えていない!国民の声に耳を傾けるつもりもない!そういう姿勢に国民はますます今度の検察庁法を通そうということに危惧をもつと思いますよ!検察庁法の改正案は撤回すべきだということを
強く申し上げて質問を終わります!!
(棚橋委員長:これにて宮本君の質疑は終了しました。)
リンク:NHKデジタルニュース記事
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200511/amp/k10012424961000.html?__twitter_impression=true
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