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ゆめにっきPARCOコラボイベントを見に行く

2024年10月18日~28日、池袋PARCOにて「Horror Game Market "ARCADE"」というゲームカルチャー発信を目的としたイベントが開催されました。


パルコが各ゲームとコラボしたアパレルグッズが販売されるイベントであり、今回が第1回目の開催になります。コラボするゲームは以下の6タイトルです。

【コラボレーショングッズ 参加ゲームタイトル】
・野狗子: Slitterhead 
・ゆめにっき 
・MISAO
・MAD FATHER
・milk inside/outside a bag of milk 
・返校

https://art.parco.jp/ikebukuro/detail/?id=1588



ゆめにっきがある!!!!なんで???


ホラーゲームという大きなくくりのなかでも、あまり見慣れない並びにしれっと混ざっているのが不思議なところ。フリーゲームという枠では「Ib」や「青鬼」と同列に扱われることはよくあるのですが、これまで見たことない選別になんとも言えない感じがします。
とはいえアパレルのコラボにゆめにっきが選ばれるのは嬉しい!今年6月に開催されたポップアップショップでもTシャツが販売されていましたが、それに次いでグッズが出るのはファンとしては非常に喜ばしい限り。公開20年目にして多角的なグッズ展開が本格的になってきて逆に不安になるくらいです。

まぁでも、あのパルコが作るコラボ服だし、きっとオシャレなものが来るはず!日常的に使えるゆめにっきグッズが増えるの嬉しいね!!



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どういう…なにこれ…????(素)


なぜこの場面を選んだのか、あまりにも謎。その一言に尽きる。
ゆめにっきをよく知らなくてこの場面を選んだのなら、いったい何を参考にしてこのシーンに辿り着いたのか気になりすぎるし、ゆめにっきを詳しく知ってて選んだのであれば純粋に恐ろしい。

一応、ゆめにっきを詳しく知らない人に説明すると、1枚目の半袖Tシャツの絵柄について、表に描かれているのは通称「デーブ」というキャラクターです。そのインパクトある顔と挙動が面白いこともありファンの間でも認知度は高いキャラですが、主人公含め人気の人間キャラクターが複数いる中で、ヒト型ではないデーブがメインの扱いに抜擢されたのが非常に驚きです。
また、裏はさらに謎で、大きな口を開けている顔はゲーム内でステージ間を移動する門の役割をしており、そこに主人公である窓付きがいるという構図なのですが、謎なのは窓付きが椅子に座っていること。ゲーム内では主人公の部屋で椅子に座ることが出来るのですが、椅子に座ったまま移動できるというギミックがあります。しかし椅子に座ったままでは移動速度が極端に遅くなるうえ、階段やエフェクトが必要な場所では進むことが出来ません。この移動をしたからといって特別なにか利点があるわけでもないので、よほどのマニアでない限り椅子移動という苦行は普通やりません。しかしこのシャツの場面は椅子に座ったままこの顔のある白黒世界まで来ている。なんでそんな状況をTシャツの絵柄に選んだの????
よく知らない人が実況とか見てこの場面を選んだなら初心者におすすめできない特殊な動画だったし、ゆめにっきすごい詳しい人だったらなおのこと苦行みたいな場面を選んだのが謎すぎる。

長袖の方も、壁画の世界というこれまでグッズに一度もピックアップされたことないニッチな世界を選んできたし、表は草だけ???ロングヘアーとかでもよかったんじゃないの???



まぁ、僕はアパレルに詳しくないしオシャレな都会人でもないので、きっと最先端のオシャレはこういうものなんでしょう(諦め)


内容はどうであれゆめにっきイベントが開催されるので行かない理由がない。というわけで10月19日に池袋に行ってきました。


池袋PARCOは名前の通り池袋駅すぐ隣にあります。この日は都心で30℃を超える真夏日になり、観測史上最も遅い真夏日だったそうです。暑いうえに人が多く、来週に控えた衆議院議員総選挙の演説も相まって騒がしすぎて頭がクラクラするくらいでした。

会場となるイベントブースは地下2階にあります。今は人気イラストレーター達とコラボした内装をしているらしく、可愛くポップな絵がたくさんありました。

イベント会場に到着。
会場はそこまで広くありませんが、各ゲームタイトルごとに棚が設置され、グッズや服が販売されていました。中央にあるパネルの裏ではゲームの試遊PCが置かれており、いくつかのタイトルを遊ぶことが出来ます。ゆめにっきはありませんでした。

ゆめにっきの棚。さっそく謎状況のシャツくんがお出迎え。
説明文のパネルも設置されています。使われている画像はSteamのゆめにっきページにあるスクリーンショットです。文章もSteamに載ってる説明文ですが、もともとはききやまさんのHPにあるゲーム紹介文と同じです。

服は思ったより肌触りがよく、印刷もしっかりしていて安っぽさは感じませんでした。
しっかりと「Project YUMENIKKI」の権利者表示もあります。変なところで生き残ってるプロゆめくんもっと堂々と復活してくれ
ちなみにQRコードを読み取るとSteamのゆめにっきページに飛びます。ファンとしては原作者であるききやまさんのHPにリンクしてほしかった

長袖もちゃんと展示してあります。こっちも服としてのクオリティはしっかりしており、これから寒くなる時期に合いそうです。表にプリントしてある草は灰色の服では目立ちますが、黒色だとあまり目立たず気づきにくいんじゃないかと思いました。
それぞれの種類ともM/L/XLのサイズが用意されています。在庫も潤沢っぽいので余裕のある時に行ってみるといいと思います。

中央のパネルにはゲーム制作者やプロデューサーのインタビューが載っています。ゆめにっき関連の人物はいませんでしたが、ゲーム一つ一つに様々な哲学や想いが込められているのが垣間見える内容でした。



自分はゆめにっきが初めて商業展開した2013年からずっと追いかけてきたこともあり、ゆめにっきグッズチョットワカルと思っていたのですが、今回のコラボは流石に驚きました。今まで見てきた中でも一番と言えるほど奇抜なデザイン。まだまだゆめにっきグッズの世界は奥深い…

今年は6月に東京や大阪、博多でゆめにっきポップアップストアが開催されるなど、非常に大きな動きがあった界隈ですが、寝耳に水のように現れたこのコラボも非常に楽しませてもらいました。かつてないほどに供給が多いのは今年がゆめにっき公開20周年だからでしょうか?なんにせよ嬉しい限りです。
今後ももっとグッズ展開が広まることを期待しています。もっと散財させてくれ!!!!
関係者の皆様ありがとうございました!




地下に展示してあったイラスト。こういう情報量の多い絵すき




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