#100 「管理」教育と「放任」教育の中庸はどこか?
子どもの行動に、
何から何まで口を出すのは、
「管理」教育です。
自分の頭で考え、
解決する姿勢が育ちません。
子どもの行動に、
全く口を出さないのは、
「放任」教育です。
自制心の弱い子どもの裏で、
泣きを見る子どもが現れます。
生徒が共同生活を送る集団(学校)の中で、
教員がチームで教育活動に当たる以上、
両極端に振れる指導は難しい。
中庸の幅を余裕を持ってとり、
そのエリアの中で、
個々の教育観を生かすべきだと思います。
「子どもたちのために」
という目的は一緒なのに、
教育観の違いで、
メンバーが仲違いしてしまう状況は、
あまりにも悲しい。
子どもたちの様子を、
なるべくたくさん見る。
見てきた状況を、
ありのままに伝える。
子どもたちが、
お互いに、そして教員に、
相談しやすい環境をつくる。
必要な場合には、
全教員が足並みを揃えて、
毅然と指導する。
どれが欠けてもいけないはずなのに、
全てを実行できている教員は少ない。
記念すべき100回目の投稿は、
自戒の念も込めて。
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