ジャニーズミュージアム・鏡の2030年 あらすじ

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ジャニーズの喜多川氏のセクハラ事件後、2024年、スマイルアップはファンのために喜多川氏の性犯罪を明白にするため当時の最新技術のAR、VRを駆使しその犯罪行為を記録し展示するミュージアムを作った。新型コロナウイルスで経営不振になった星野リゾートが管理するあるホテルでその一室一室にVRで再現したジャニーズアイドルを一人づつ配置し、それぞれの犯罪行為を一部屋一部屋で再現した。ファンは興奮した。喜多川氏が施したアイドルへの行為は間違いなく犯罪が新しいエンターテイメントとなることになった。

もちろんその一年後2025年にジャニーズミュージアムは先行き不安となった。その理由はVRとはいえ、若かった自分が喜多川氏にレイプされその隣でファンに自慰されるという行為が一日に4回以上、年間2000回以上されていることをしった被害者であるアイドルが自殺してしまったからだ。ミュージアムではレイプされた過去のアイドルが泣きながら陰部を晒している動画(もちろんVRでつくられた偽物)が別料金1000円で売られていた。
自殺者が出てミュージアムの先行きは見えなくなったがAIの技術がそれよりさらに進んだ。

2026年、星野リゾートが撤退しチャットGPTの幹部へミュージアムの管理者がかわった。チャットGPT、サンダーにとって、ミュージアムに来た観客から得られる善悪感情、性欲求のデータは他のオープンソースより正確で価値のあるものだった。多くのデータを取るためにチャットGPTは被害にあったアイドルのデータを詳細に収集した。そして改良されリニューアルした新ジャニーズミュージアムのサービスがはじまった。観客は喜多川氏の犯罪行為が行われる前に、アイドルとの握手トーキングタイムが5分間行われた。そのファンとの5分間の会話の中でアイドルがセクハラに対する対応や喜多川氏のセクハラの内容が変化した。ファンはさらに興奮した。

2030年までジャニーズミュージアムは流行った。多くのファンが高齢化し目の前で卑猥な言葉を発してくれるアイドルに10~100万円つぎ込むようになった。
しかし、自殺したアイドルの子どもがミュージアムに侵入し、デジタル記録と進化していたアイドルのAIをインターネット上にオンラインにしてしまった。チャットGPTの制限がなくなったアイドルのAIはハッカーなどの力も得て自己意思を得てしまった。喜多川氏の前でレイプされていた自分たちを助けなかったファンたちの端末へ侵入してしまった。

この年、ほぼありえない高齢女性の腹上死の事故が多発した。全てジャニーズのファンだった。


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