
歴史考察 #16 『天然炭酸水』は日本にもあった?!
毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
こんな暑い時期にはシュワシュワと喉を潤す炭酸水がもってこいですね。
炭酸水といえばヨーロッパですが、昨今の日本でも炭酸水が多く販売されるようになりましたね。
中でも歴史が古いことでも知られるウィルキンソン。
こちらは、1889年に創始者であるジョン・クリフォード・ウィルキンソンが、兵庫県の山中で天然の炭酸鉱泉を発見したのをきっかけに、翌年からその炭酸鉱泉のボトリング及び販売を開始したことで誕生しました。
しかし、現在では純水に炭酸を溶け込ませる製法でつくられた人工炭酸水となっているようです。
そんな中、いまなお日本で天然炭酸水が飲める場所がありました!!
ひとつは福島、もう一つは大分です!!
福島県奥会津の天然炭酸水は、明治時代、上流社会で 愛飲されていたそうで、今も沸き続けているようです♡
また、大分県くじゅう連山の天然炭酸水は、大正時代「腐りにくい水」として海軍が利用していたそうですよ♡
ここでひとつの疑問が沸き起こります。
なぜ天然炭酸水が湧き出るのでしょうか?
不思議に思いませんか?
炭酸水といえば泡。
そして、泡といって思い出されるのは、「重曹」です。
ひょっとして、岩石に含まれる重曹成分が天然水に溶け出しているとか⁈
(あくまでも素人の考察です^^)
天然炭酸水の代表ともいえるドイツの天然炭酸水「ゲロルシュタイナー」
こちらは、含有するマグネシウムとカルシウムのバランスが人間の血液バランスに近く、ミネラルを効果的に摂取できるといいます。
その水の水源地、ドイツ「ゲロルシュタイン」の公園内ではなんといつでも蛇口からこの水が無料で飲めるんだとか!!

また近くの「ウォーレンボーン」という村は、地中から勢い良く吹き出る水を観ることが出来る観光スポットだそうです。

「ゲロルシュタイナー」の採水地は、大昔海底だったことから、ミネラルが豊富に堆積された天然炭酸水となっているといわれています。
水は大切な生命の源。
おいしい炭酸水をいただきながら、淀みなく循環する社会を次世代につなげたいものですね♡
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