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ツインレイ?の記録50

11月6日

文章が硬いから語尾にポヨをつけてほしいと言って、本当にそうしてくれて笑わせてくれたから、私も同じノリで返事したのにそのノリは無視され、
「体調管理に気をつけましょう」とだけ返事。

この日に連絡が来たのは、私の学生がやっている中国語レッスンの日程を決めたついでのようなものだった。

同じ日に彼は先に私の学生に連絡をしている。

二日後の8日(金)にレッスンできないかということだった。

実はその前日、5日の日に、私は彼の部下のレッスンのことで、部下担当の学生から連絡を受けている。
金曜日に私の家でレッスンをしてもいいかという確認だ。

前学期、この部下の担当だった学生は日本に行ってしまい、担当が交代。
交代の時、初回は私の家だった。そしてみんなでゲームをやって楽しかったこともあって、二回目も私の家を希望したのだ。
断る理由もなかった。

以前、彼も私の家で学生とレッスンをしていたが、それが外食に変わり、今では学生とのレッスンだけに変わった。

それでも私と二人で会う日は作ってくれたけれど、レッスンも参加して会う日を更に増やしたい私とは気持ちに温度差がありすぎた。

今回、部下とのレッスンが金曜日に決まった時、なんとなく彼も金曜日にレッスンをするのではないかと思った。

同じ仕事なのだから、予定をつけられる日が同じになるのは当然のことだ。

そして彼の方が慎重なのでギリギリまで連絡してこないこともわかっていた。

そして案の定金曜にレッスンを希望していることがわかった。

たまたまだというのはわかっている。
でも、前回は私がカレーに誘った日に、後から学生とのレッスンを入れた。前々回は、私が部下に学生を紹介する日に、彼が学生と二人で食事に行った。食事については仕方ないとしても、カレーの日のことは、会って理由を聞いたときも答えてはもらえなかったので不信感が残った。

今思えば、カレーに来たくなかったってそれだけなのだろうけど、それならはっきり断ってほしいというのが私の希望だ。
その辺の日本人的な婉曲が大嫌いな私は、どこかでそれが姑息だと根に持っていたのだ。
だから直接会った時に聞いたのになぜかうやむやに流されたし、その時にまで「だって、カレーより学生と二人で食事行きたいし」と言われれば納得できたのに、やはりはっきりしないことで私の中でモヤモヤが残っていたのだ。

以前も「0か100しかないの?」と言われたし、「白黒はっきりつけたがる」ということを言われてるので、彼がそういうタイプは苦手なのはわかるけれど、それでもどうしても、カレーの日のことですっきりしない想いがあったので、今回も「またか」と思ってしまった。

だから彼に

「また私が参加できない日にレッスン入れて来ましたねー😒」

と絵文字をつけて軽めにツッコミを入れた。

ところがこれに対して彼がすぐに反応してきて、どうやら怒らせてしまった。

「私が参加できない日を狙ったようにおっしゃていますが、私はそもそもあなたの予定を知らないです。先程私の予定があったので学生さんに授業の予定を連絡しました。その結果参加できない日の流れということでしょうか。私の都合で予定を決めることができないのでしょうか。もしそうであればお二人の都合の良い日を毎月候補日をあげてください。その上で私が空いた日を確認する必要があります。ご検討よろしくお願いします」

もうこれを見た瞬間にかなり怒ってるなと思ってしまった。

会っている時の彼は、ユーモアもあって、もし私がそういうこと言ったら、「いや、知らないし」とか「自分の都合言ってるだけだし」とか「じゃあ、そっちの都合先に教えてくれればいいのに」とかポンポン言ってくれるんじゃないかなと思ったけれど、どうやらそうではない。

いや、実際に彼は会っている時でも、私が軽いノリで言ったことを非常に深刻に受け止めたことがあった。

彼は仕事において完璧な人といった印象でプライドも高いと感じる。自分に非があるというような言われ方は我慢ならないといった感じ。

確かに彼は間違ってないし、私の言い方も悪かったのだろうけれど、なぜここにきて毎回毎回タイミングが合わないのか、その前二回は彼が故意にそうしたようにも思えたし、たとえそうじゃなくても、彼は私が参加できるようには考えていないし、私が彼に会いたいと思うほど彼は思っていないとういうことだ。

こんなにもタイミングが合わず、会うのに苦労するならもうツインレイなんかじゃないんだろう。

「別にあなたがわざとそうしたとは思ってないし、三回連続私と都合が合わないならそれはもう天の声ですよ」

と私はすぐに返した。

金曜は部下のレッスンが入っていること、部屋が狭いから同時に二組のレッスンは難しいこと、部屋の狭さを嘆いているだけだってことを私は書いた。

それに対して、

「金曜日は別の授業が入っていたのですね。部下も何も連絡してこないので予定を知らないのです。毎回、予定を知らない状況で調整している中で、わざとやっているかのように言われるのは心苦しいですね。タイミングが悪く、申し訳ございませんでした」

という彼の返事。

「心苦しい」という言葉を使っているが、要するに不愉快だと苛立っているのだろう。

また怒らせてしまった。

それに対して私は謝罪した。
わざとやってるなんて思っていないと伝えた(一応)。
ただあまりにタイミングがあわないから嘆いているだけだと。
彼のせいにはしていないということも。

そして一月に帰国するなら一生の間で私が彼に会えるのはもう本当に残り少ないということ、だからレッスンじゃなくても会えたらうれしいです!と。彼と話していると元気になれるからと。

「お茶とかでも全然いいです。ちなみに私は土曜の昼と日曜は暇です。もちろん強要はしません。一応こちらの希望と都合を伝えたまでです。ご検討よろしくお願いします」

もうなりふりかまっていられなかった。

残り時間が本当に少ないのだ。

彼が予定もわからないのに予定をどうやって合わせるんだということを書いていたのもあって、私は自分の予定を伝えた。

だけどこの必死さが仇となったのか、彼から返事はこなかった。

土曜も日曜も待った。

でも返事は来なかった。

はっきりと断ることをしない彼。
またタイミングが合わなければ「またか」となって私が嘆くことを気にしたのかもしれない。

確かに私は「強要はしません」とは書いた。

だけど、以前の彼ならば後からでも「すみません、仕事でした」とか連絡をしてきた。

もうそれすらもしないぐらい、私のことはどうでもよくなっているんだろうか。

社交辞令で済ませられたはずなのに、無視されることで、私が彼にとってどうでもいい存在だと痛感した。

悲しいのは、彼がそんな人だと思いたくないってことで、私の見る目のなさはいつものことだとしても、彼は違うと思いたかった。

だけどただ彼を特別視して、ツインレイだと結び付けて都合よく解釈したかっただけなのかもしれない。

結局また同じだ。

私の中で男嫌いがさらに加速。

「私は好きな人には決して大事にされない」
「好きな人は私をぞんざいに扱う」
「嘘をついてすぐ逃げる」
「ずるい、姑息だ」
「私は一番に優先されない。どんどん優先順位を落とされ、最後にはゴミのように捨てられる」
「こいつなら雑に扱ってもいい、無視してもいい、どうでもいいと思われる」

彼にあって、消えかけた私の中の思い込みが復活した。

彼から返事がこないまま、三週間。

忙しいのだろうと思ったら、別の用事ならあっさり返事がきた。

つまり、そういうことなのだ。

私は彼にとって、どうでもよい存在だ。

その思いがどうしても消えない。

そしてそうやって彼のことで自分を無価値に感じるような他人軸になっている自分が心から嫌だった。

私が私らしく振舞った時、彼は「そのほうがいいのに」と笑ってくれた。

もしかしたら私が私を大嫌いになっているように、彼も私のことが大嫌いなのかもしれないなとは思う。





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