【俳句写真もどき】(56)
喜樹を過ぎ ヒズルが「はこべら」と 教えられ
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」
子どもの頃から、春の七草を暗記させられていました。
昨春、「ほとけのざ」は通称で、標準和名は「コオニタビラコ」であることを知り、実物の花を初めて突き止めました。
https://note.com/verda_stelo/n/nd9a4e1ff4bed
今春、友人から「はこべら」の実物を教わりました。なんと、どこにでも生えている「ヒズル」ではありませんか。子どもの頃、ニワトリ、セキセイインコを飼っていたことがあり、餌に摘んで来ていた草で、「ヒズル」と教えられていました。この歳になるまで、「はこべら」であることに気づかなかったのです。七草粥で食べていたのですが、スーパーで買ってきた食材を見ることもなく、出来上がった粥を啜っていたのです。
ちなみに、標準和名は「ハコベ」で、コハコベ、ミドリハコベ、ウシハコベ、ハコビ、ヒズリ、ヘズリ、アサシラベ、アサシラゲ、ヒヨコグサ、ピヨピヨグサなどとも呼ばれているようです。