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【嗚呼、人生 vol.199】先生はどの程度厳しくあるべきか

さて、久しぶりにnoteに戻ってきました。ここ数ヶ月の間にいろいろなことがあり、一生懸命生きていたら随分と間が空いてしまいました。

今回は、「先生はどの程度厳しくあるべきか」という題名で書いていきたいと思います。

この題名で書きたいと思うようになったのも、全くタイプの異なる先生方の授業を何度も見学する機会を得られたからです。A先生は、基本的に優しくて、生徒が宿題をやってこなかったとしたら、授業中に宿題をやる時間を与えるような先生です。対するB先生は、優しいのですが、宿題は宿題と割り切っておられる方で、1週間のある曜日になると生徒たちの教科書を回収し、きちんと宿題をしているかのチェックするような先生です。もし半分以上できていなかったら、生徒に返してきちんと終わらせるように指導されます。

お二方の主に宿題の取り扱い方を間近に見ていて感じたことは、B先生のように厳しくする方がいいのではないかということです。「宿題」と言われているものをきちんと家でやってきた子がいる中で、やってこなかった子に本来の「宿題」をする時間を授業中にあげてしまうと、「なんだ、これからはやってこなくても、授業でやる時間があるのか」と考え、今回きちんとやってきた生徒も、今後やってこなくなる可能性があります。その反面、宿題を厳しくチェックすることで「宿題をやらないと、またその宿題をするために自分の時間を使わなければならないんだ」と考え、きちんとやってくるようになります。

私が勤務している学校で出される宿題は、授業の復習であったり今勉強していることを定着させるためのものなので、その宿題をやってくるかこないかで、新しく習った文法項目などの定着度がまるで変わります。

このように考えた時に、私が将来的に自分のクラスを持った場合には、宿題に関する厳しさもきちんと持ち合わせたいと思いました。

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