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女性性の、お仕事とは。

かーちゃんって、毎日なにしてんの?
と、息子に聞かれた。



にやっと笑って、こう答えた。
(除霊!)



私が何をできるのかを
よく知っている息子は
(確かにそれはわかる。)と、
やけに納得した顔をした。



が、そのあと
無性に腹がたった。
息子が言った、
毎日なにをしているの?
の言葉のうらにある
かすかなイラつきを感じとったからだ。



暑いなか毎日仕事で動いている息子は、
すきな時にすきなことしかしない自由きままな私を
まるで(何もがんばっていない)、
もしくは
(何もしていない)
ように見えるのだろう。



以前、父が母にこう言ったことがある。
"ひろえ(母の名)は、毎日が日曜日(お休み)だな”



わたしは、むかついた。



母が毎日、祈り、先祖供養し、
父がいないときも
くるくると動いて家を整え、
切盛りしていたのを
みていたからだ。



母は、
父からは見えていない場所で、
分野で、能力で、
家族皆を水面下で支える、
大地母神のような人だ。



社会のTOPで活躍し、
大金を稼ぐ父からみたら、
毎日が日曜日、の言葉の裏には
母は家にいるというだけで
ラクにみえたのだろうか。



傷ついている母を見た、
私の苛立ちと怒りは
まだそのまま
わたしの潜在意識に
べったりと残っていた。



息子は、わたしの鏡だ。
もう必要のない記憶を
言葉や行動で現実化して、
わたしにたくさんの反応を抱かせる。



官能美フェムケアニストとして、
【女性は存在しているだけで、
大きな仕事をしているのよ】
と伝えている私が、



息子から、
かーちゃんは何もしていない空気感を
だされると腹が立つのは、



わたしの潜在意識に
先祖代々や母から受け継ぐ
男性から女性性の働きを
認められていない悔しさの記憶が、
再生し続けているからだ。



内側から湧き上がる感情を、
外の人や出来事のせいにしないで
自分を癒すプロセスは
とても厳しい。
こんなにハードなことをしているのに、
外からみたら、
何もしていないようにみえる。



が、
わたしが現象と実相を切り離して、
本当の自分をとりもどし、
自分を救い、
自分のリズムで生きることで
先祖や母や女性性の哀しみの記憶をも
一緒に愛に還すことができるのであれば、
やり続けるしかない。
これは厳しくも奥深い、
愛のプロセスなのだから。



息子よ、見せてくれてありがとう!
体験させてくれてありがとう!
手放していい記憶を教えてくれてありがとう。



自由すぎて、
何もしていないかーちゃんにみえても
あきらめておくれ♪


ヌードで寝るのが、
いちばんすき。



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