究極の平和思想
これはあまりにも衝撃的な話だ、と僕は思った。
もはや、究極的な平和的思想といえるのではないか。
もしこの考えが世界中に広まり、浸透すれば、
その時、世界から「壁」が消えるのではないか。
なぜなら、いまの文明の基礎となっているメソポタミアやエジプトなどの古代文明は「同じ母」によって生み出されて繁栄したものであり、後世への大きな影響を左右する権力を握ったのも彼女だったわけで、
いまのキリスト教やイスラム教や仏教などの主要宗教を生み出し覇権を握ったのも彼女であるわけだから、
宗教間の優位性の主張による対立などはいかに無意味であるかを即座に知るはずだからだ。
そうすれば、世界中の人々の意識からは壁が取り払われ、
心の底から「繋がっている感覚」が自然な形で生まれてくるだろう。
結局、世界中の神話や伝承に関しても、
(昨日書いた)母なる一つの大きな球体の内奥にある”オリジナル”から生み出された、バリエーションに富んだ”同人誌的な物語”でしかない、ということになる。
明日以降に繋がる、さらに重要な出口王仁三郎の文献を引用する。
ここにある「三」という数字……これは「あの人」の真の姿を探し出す上で極めて大事なものだ。
僕は直観的にそう感じていた。
「智仁勇の三徳を兼備して、顕幽神の三界を守らせたまふ木花姫(木花咲耶姫)の事を、仏者は称して観世音菩薩といひ、最勝妙如来ともいひ、観自在天ともいふ。また観世音菩薩を、西国三十三箇所に配し祭りたるも、三十三相に顕現したまふ神徳の惟神的に表示されしものにして、決して偶然にあらず」
引用元
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僕はまだ子供で、広い大人の世界を知らない未熟者ですが、こんな僕でも支えてくださるという方がいらっしゃったら、きっとこれ以上の喜びは他には見つからないでしょう。