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起業1年目を振り返ってみた。
はじめに
こんにちは、佐々木です。
今回は起業1年目の実態というテーマについてお話していきたいと思います。
今回このテーマで話そうと思ったのは
①年末&弊社の決算が12月だから
②企業1年目にリアルタイムで語っている記事というのがあまりないので今後起業する人の参考になれば良いなと思い
といったところが理由です。
実は以前に起業1か月目の実態という記事も出しているので、そちらも見て頂けると、より参考になるかもしれません。(ただ今見てもすでに恥ずかしい記事w)
今回は今後起業したい人というTo C向けと、
BtoBマーケティング1年目の実態という観点のTo B向けでお話していきたいと思います。
起業1年目の実態(TO C 向け)
まずはこれから起業したいという方向けに、起業1年目の実態をお話していきたいと思います。
起業1年目の年収について
起業1年目の年収について、皆さん気になると思うので、一番に話しますw
結論、年収という観点ではかなり下がってます。前職の半分以下です。
ただこれには理由があって、法人の役員報酬は期初に決めます。
自分は起業当初、どれだけ稼げるか分からなかったので、かなり低い報酬に設定していました。
なので、年収ベースだとかなり低い年収になりますw
じゃあ稼げてから給料増やせばいいじゃんと思われるかもなのですが、法人の場合は期初から数か月しかボーナスなどの追加支給もできません。
期末に利益調整して、節税しようとするのを防ぐための施策ですね。
ただ、これは法人だからであって、フリーランスであれば、そのあたりは気にしなくても大丈夫です!
法人で起業される方は、基本みんな自分の給与抑えると思うのですが、抑えすぎは注意です。
自分も法人税の支払予想額に「うっw」となっていますw
起業1年目で感じる、起業してよかったこと
起業1年目で感じる、起業してよかったことは基本は
前回の起業1か月目と大きく変わっていません。
・意外と自分で稼げるという実感。でも甘くはない。
・お金の価値をより深く考えるようになった
・起業は本当に自由
というのは変わっていません。
他に起業して良かった事と言えば、色々な人と繋がれるということです。
法人の社長となると、例え自社の従業員が少なくとも、他の会社の社長さんと繋がることができます。
また、そういった社長コミュニティにはいわゆる「会社員マインド」の人はいないので、非常に刺激をたくさん受けます。
なので、
自分にとって刺激になる人とたくさん繋がれるようになった
というのが直近で感じる最大のメリットかもしれません。
あと起業して良かった事と言えば、自分が看板の資産が積みあがっていくことでしょうか。
企業に勤めていると、どれだけ色々な実績を積み上げようと、それは会社の看板がもたらす結果にしか過ぎません。
ただ、起業してから出した実績は全て社長である自分の実績となるので、ここが非常に起業の醍醐味だと言えます。
起業1年目で感じる会社員との変化
起業1年目で感じる、会社員からの変化で言えば、自分の時間の使い方への厳しさでしょうか。
会社員時代はこのMTG自分はいらないのでは・・・?と思うMTGでも呼ばれたら参加していました。
また、MTGに呼ばないと怒る人も一定いたので、意思決定にあまり関係なくとも、MTGに呼ぶこともよくありました。
こんな風に、時間の使い方に関して、かなり粗かったなと思います。
逆に今は、自分にとって関係ないMTGは最大限省いていますし、自分にとって有益ではないMTGなどは早々に切り上げるようにしています。
会社員だとよく1時間でMTG取って、20分くらい時間余れば、なぜか申し訳ない気持ちでMTGを引き延ばしたりすることもあると思います。
ただ、起業してからはそこはスパッと終わらせるようになっています。
起業1年目の実態(TO B 向け)
ここからは起業1年目のB toBビジネスという文脈でこの1年を振り返りたいと思います。
BtoBマーケティングに関しては、この記事でも説明しているので、こちらもぜひご覧ください。
起業1年目でのBtoBビジネスのマーケティングの実態
起業1年目でのBtoBビジネスのマーケティングの実態について、弊社の実体験を解説していきます。
まず集客数ですが、下記は弊社HPの流入数の推移です。
![](https://assets.st-note.com/img/1703477479460-R2zP2VIIr1.png)
見事にV字になっていますね。w
起業したての4月、5月はいわゆる起業ボーナスの時期で、かなり多くの人がサイトに訪問してくださっています。
しかし6月になると数字は一気に下がり、実態値まで数字は落ちています。
ただ、7月以降は反転し、流入数が増えています。
6月までは起業ボーナスでお仕事の依頼がたくさんあったのですが、7月以降は目に見えてご依頼が減っていたので、この7~8月はかなり辛い時期でしたw
ただ、7月以降SEOの重要性に気づき、SEOを強化できたことで、右肩上がりの成長線に戻すことができました。
また、集客媒体ですが、弊社の集客媒体はエージェント、SNS、ご紹介、SEOが主です。
それぞれのメリデメについてご説明していきます。
エージェントさんは工数が最もかからず、コンバージョン率も中程度です。
ただ、利益率がやや低い傾向にあります。
速効性はあるので、起業当初は一番のキャッシュポイントになります。
SNSは工数はかなりかかりますが、コンバージョン率は高いです。
利益率は高めです。
Xは速効性がある、YouTubeは資産性があるので、このあたりをうまく組み合わせて集客しています。
Xの速効性とYouTubeの資産性で起業初期~中期以降もずっと使える媒体です。
起業したらSNSは絶対と言っていいほどやっておいた方が良いです。
ご紹介は工数はほとんどかかりません、コンバージョン率も高いです。
ただ、ご紹介価格になってしまうことや、聞きたいことだけ聞かれて終わってしまうというパターンも結構あるので、利益率は低めです。
ただ、良い実績を積み上げればどんどん紹介して頂いて、増えていくので、ここもBtoBでは大切にするべき集客手法です。
SEOは工数はかかりますが、コンバージョン率が上記の手法の中では最も高いです。
利益率も良いです。
ただ、速効性は全くないので、芽が出るのに半年~かかります。
弊社は初期はエージェント、SNS経由で集客を増やし、直近は資産性のあるSEOやYouTubeが集客の主戦場になっています。
このように短期と中長期の施策を織り交ぜて集客するのは起業初期のB to Bマーケティングでは非常に重要だと思います。
法人決算結果
弊社は12月が法人決算でした。
売上は想定通りの推移で会社員時代の給与を超える事ができました。
利益は自分の役員報酬を抑えすぎた影響で、かなり出てしまいましたw
なので、来期は自分の役員報酬をまずはまともな水準に戻しつつ、
事業を成長させるための投資にもっと回していきたいと思います。
具体的にはYouTube、SEOなどの資産性のあるものの投資を強化し、中長期でキャッシュを生める体制を作ります。
また、広告に関してはこれまで投資してこなかったですが、ある程度の資金も準備できたので、広告投資も検討していきたいと思います。
まとめ
今回は起業1年目の実態というテーマでお話させて頂きました。
自分が起業する際に、起業当初のリアルな情報がなかったので、今後起業を考えられている方の参考になれば幸いです。
また、起業されたばかりの法人、フリーランスの方ともチームを組んでやっていきたいと思うので、広告運用、SEO、YouTube周りに強い方はぜひ、弊社にお問い合わせ頂き、連携させてください!
本日は以上です。
最後に少し宣伝させて下さい。
私はベンチャー専門のマーケティングコンサル会社、株式会社Venture Oceanを経営しています。
株式会社Venture Oceanはベンチャーのマーケティング支援をミッションとした会社です。
ベンチャー企業には海のように無限の可能性がある
という想いからVenture Oceanと名づけました。
↓弊社HP
YouTubeも始めました。
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キャリア論や起業などについても話していきたいと思います。
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