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【最強の自己投資】ボイトレはなんで必要??→実はメリットしかない?!
まず最初によくある誤解と偏見の偏見の訂正をさせてほしい。
人から指導を受けることは恥ずかしいことではありません!!
そしてトレーニングを受けることとは
「自分よりもベテランの誰かに習うこと」
という意味でもありません!!!
なんでそんな悲しい誤解をする方がいるんでしょうか…
たぶん原因は
・日本ではプロシンガーですらボイトレを受けるのが当たり前でない
・分不相応な事、失敗しそうな事をするのが許されない国民性
・芸術は才能がある人たちのやる事
・特にメリットが得られない気がする
などでしょう。
…でもね、
そのどれもが誤解なんです。
今回の記事ではそれらの誤解の払拭、メリットの提示をしていこうともいます!
海外では常識?ボイトレ は頻繁に受けるのが当たり前。
私の師匠(海外で公認を得ている上、現在も諸外国に出張レッスンのためにお呼ばれするような先生)から聞いた話&専門書籍やネットで調べた情報によると、
海外では、プロの歌手たちがいいコンディションを維持するためにトレーニングを受けるのは普通のこととされています。
ところが日本では
「ボイトレなんか受けた事がない」
「なんでこんな声が出せているのかわからない」
なんていうのを公言されている歌手や大勢いるわけです…。
もちろん海外でもトレーニングをあまり受けないシンガーはいるでしょうし、国内でもレッスンを頻繁に受ける歌手の方も多くいます。
しかし、芸能事務所に所属するなどしていても、ボイトレに関してはアーティストの方が個人的に講師を探して受けている場合もあります(私の師匠のクライアント様が場合がまさにそうです)。
特にアイドル歌手の場合はそもそも事務所に専属のトレーナーが不在という場合も少なくないそうで、某超有名アイドル事務所の場合ですらもご多分に御多分に漏れないという話です。
いや、本当、まじで悲しいです。
ていうか、逆に言いますよ?
日本人の方がよっぽどボイトレが必要な発声をしているんですよ!!!!!
しかも日本人の場合
歌を歌わない人ですら、ボイトレを受けた方がいい人が多いんです!!!!!!!
※前回記事→【日本人なら必読?】多くの日本人の発声が悪いのは〇〇のせいだった
恥の文化??人の目への恐怖
「そんな感覚ハッキリ言って要らないよ!!!!!!」
「時間限られているんだからいっぱい失敗していこうよ!!!!!!!」
って思うんですよ、私はね。
結局何事も自分次第なのですから、多くの場合人の意見は関係ありません。
ですから、同じように思う必要性は皆無なのです。
が、
やりたい意志があるのに「自分には向かないから」「人の目が気になるから」なんて言う理由でやらないのなら私はそれは間違いだと考えます。
ましてや「声を鍛え、整える」なんて言うのは100%自分のことじゃありませんか?
興味があるのならまずやってみるに越したことありません。
「芸術は才能がある人たちのやる事」→ で は な い
他の記事でもしつこいくらい綴っているのがこのこと、私が最も知ってほしいことです。
芸術は表現です。
表現とはメッセージです。
人が一人で生きていない限り、コミュニケーションは必ず必要になりますし、
そのコミュニケーションツールでも最も多く使われるものが声に他なりません。
人は生まれてから死ぬまで自分の体と共にあります。
生まれてから死ぬまでスマホを持ち続ける人間は聞いた事がありませんが、声と聴覚はほぼ全ての人類が生涯ともにするツールです。
なぜそれほど重要なツールの扱いについておざなりでいられるのでしょうか???
実は私も歌の才能がありません。
「自分が、どうしてその技術ができるかを説明できるからです」
天才じゃなくても3.5オクターブの声域がありますし、マイクなしでもホール全体に声を響かせる声量がありますし、ロングトーンは25秒ほど保つのです。
やり方を間違わなければ多くの人にとっても後天的につけられる技術です。
どんなメリットが得られるかについて無知なだけ
声を自由に扱えるとどんな楽しさがあるでしょうか?
・歌がうまく歌える(声量、声質、声域、歌唱表現の技術がつくなど)
・感情表現が上手くなる
・鍛える過程で声を聞き取る力がつく
・…etc
「…あれ?こんなもの?」って思ったかもしれません。
ひとつひとつは大したものに聞こえないでしょう。
実際にはそれらひとつ一つが、その先で更に大きなメリットを生むんです。
では、それらはいずれどんなメリットを生むのでしょうか??
※ここでは全てを書きません。って言うか、実は書けません…
だって多すぎてこの記事に収まりません!!w
さて、例えをいくつか挙げましょう。
・話すこと、聞き取ることが上手くなるってことは会話が上手くなるということ
コミュニケーションにおいて、
人間は話の内容よりも表情や仕草、声の調子から情報を得ると言われています。
話の内容(7%)、声のトーンや話の早さ(38%)、表情や仕草(55%)という配分です。(メラビアンの法則)
つまり、会話の約4割は声で決まっています。
さらに言えば、「表情や仕草」というのも実は発声に関わりがあるので、正しい発声をすることはコミュニケーションの半分以上の情報量を占めているのです。
人間として生きることはコミュニケーションを取ることをほぼ必須としていますし、それ自体が生きる理由の方もいるでしょう。それが上手くなることは生きる事が上手くなるにも近しいのではないか?
というのが私の考えです。
・呼吸、心、肉体が整い健康的になる。
いい声を出すのには呼吸、心、体の全てが重要になります。
本当に声を磨きたいのであれば、その全てに気を使わなければなりません。
生活習慣、食べるもの、精神状態を管理することは自分に向き合い、大切にすることになります。自律神経も整い、心身のバラスも保たれます。
…趣味をやりながら健康になる?
とんでもない大きな一石二鳥じゃありませんか??????(もはや二鳥かわからない)
ボイトレに関わる食生活についての記事、生活環境についての記事はこちら
・歌の面白さはとてつもない
それはスポーツの面白さがわからないのと同じでしょう。楽しくないのは「ヘタクソだから」です。
では、上手くなったら??
とても楽しいでしょうけど、どこまで上手くなれば楽しめるのかは、私にはわかりません。
本当に人それぞれです。
技術さえあれば嬉しいというわけでもありませんし、初めからうまい故のきっと虚しさもあるはずです。
一見無謀な提案でしょう…
ですが、
成長の先にしか「楽しさに気づける瞬間」がないということも、私は知っています。
やってみないとわからない面白さもある、ただわかるのはやればやるほどにメリットがあり、成長した時に得られる達成感や爽快感は計り知れないものになります・
そして何より、
歌を学ぶことで得られるものは音楽の範疇にとどまらないのです。
※以前の記事で歌の難しさや面白さについて書きましたのでそちらも参考にどうぞ!
まとめ
いかがだったでしょう?
まだメリットの提示が上手くできた気がしていないのですが、記事が長くなりすぎてしまったので一度これで完成にします(^^;;
興味を持っていただけたら幸いです。
読んでくださってありがとうございました!
※後日追記します。
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