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編集中の研究日記④

高校の時に解いた日本の都道府県白地図問題の写真が出てきた。
磁賀とは。
非受験生すぎると思いつつ、私はそれくらい日本地図に興味がなかった(今も多分ない)のだろうと省みる。

今日は春休み2日目だが、大学院施設はそこそこ人がいる。
スキャナーの前にずっといる人や、話している留学生、業者の方々。
見たことも行く予定もない都道府県や国の位置よりも、目の前の光景の方がアクチュアリティをもって現れる。
ただし、知りたいと思ったことや欲求に関わるような時、知らない国でも地図で場所を調べたり、歴史をwikiでチェックしたりする。
そうやって知ったことも、それ以降に接触しなければ忘れてしまうのだが、調べずにはいられない。

フッサールの『空想と像意識』という講義を一部読んだのだが、あれが結局なんの話をしたかったのかわからない。
私が勝手に話の続きを設定するとしたら、社会的な無感情と空想を関わらせて書くことだろう。
生活圏内でない対象を空想したり調べたりする契機は欲求である。
生業をより強化する欲求や、知的欲求、美味しいものがあるらしいといった快への志向をより具体的なものに近づけるための欲求もあると思う。

しかしフッサールは空想の契機の話もせず、分類もせず、一体なにがしたいのか。
目下読解中である。

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