
木製自転車 Vol.3(2025/2/27)
今回は、積層工程の検証と強度確認のために、400mmのテストピースを作成。
フレームには、湾曲したフレーム部材(チューブ)も必要なので、380Rの型で曲げて積層してみた。



積層前に板をお湯に浸し方にjig合わせ曲げ
型どおりまで曲がらず、この後残留応力を残したまま乾燥させ積層

インフュージョンでエポキシを流し込みし、積層と湾曲を固定
温度をかけエポキシを硬化後に、カンナとやすりで成形を行った
この積層の工法は課題が多かった
残留応力を残したまま積層を行うのは、無理があった。
材料の板を1枚1枚加熱しながら正確な位置と正確なRで曲げ、積層を行うことが必要。
自転車フレームでは1m以上のチューブが必要となるが、それを正確に固定するjigの形状を考えないといけない。
取り合えず、できた400mmのテストピースの断面二次モーメントを測定してみたい。