日産車のネオクラ車両でエアクリーナーを剥き出しに変え、アクセルオフでテュルルルル~ってカッコよくバックタービンさせたものの、その後にエンストしてダサい。15年ぐらい前は結構街中で見かけましたが、今はもう・・・。
新車で買えるライトウェイトスポーツカーよりも
遥かに高額な価格で売れている日産のネオクラ車両。
ネクラ車両でもオクラ車両でもなくネオクラ車両です。
大体平成前期から平成10年前後のクルマを指す
ネオクラシック車両の略ですね。
NEOとはギリシャ語で新しいと言う意味だそうです。
単純な新しさと言うよりも
復活したとかリニューアルと言う意味合いが強いようです。
RB25エンジンがDETとNEO6に分けられるのはまさに良い例ですね。
クラシックとはクラスの変形で、最高のクラス=クラシック
と言う使い方が本来の語意のようですが
一般的には古典的なとか格式高いと言う意味で使われますね。
Neo Classic Car=生まれ変わった格式高い車両。
本来なら、こう言う意味にて使われるべき言葉ですが
我らが愛する日産車は、そんな格式高い物ではなく・・・。笑
今回の相談は、剥き出しエアクリーナーを装着し
アクセルオフの度にテュルルルル~って
バックタービン音が鳴るようになったものの
そのままクラッチを切るとエンストしちゃうんです・・・との事。
それは確かにダサいですね。
でも、通常、SR20DETが装着された180SXであれば
一般的にはブローオフバルブと認知されている
リサーキュレーションバルブが純正で装着されているので
アクセルOFFしても
バックエアーは先にリサーキュレーションされるはずなのですが。
エンジンルームを見ると
エアフロ自体は純正品ですが
リサーキュレーションバルブを撤去している事が判明。
だから激しくバックタービン音が響くのですね。
その音と引き換えに、タービンはアクセルOFFの度に
スラスト方向の激しい負荷にさらされてますので
寿命は一気に短命となります。
ではなぜリサーキュレーションバルブを撤去し
剥き出しのエアクリーナーにするとエンストを誘発するのか?
実際に症状を発症させ、ログを取得してみると
コレが原因です。
このLOGを見て、すべてが理解できた人は
この続きを読む必要はありません。お疲れさまでした。
なんとなく予想は付くけど~
とか
まったく分からん!
と言う方は、どうぞ有料ページにお進みください。