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日産車のネオクラ車両でエアクリーナーを剥き出しに変え、アクセルオフでテュルルルル~ってカッコよくバックタービンさせたものの、その後にエンストしてダサい。15年ぐらい前は結構街中で見かけましたが、今はもう・・・。
新車で買えるライトウェイトスポーツカーよりも
遥かに高額な価格で売れている日産のネオクラ車両。
ネクラ車両でもオクラ車両でもなくネオクラ車両です。
大体平成前期から平成10年前後のクルマを指す
ネオクラシック車両の略ですね。
NEOとはギリシャ語で新しいと言う意味だそうです。
単純な新しさと言うよりも
復活したとかリニューアルと言う意味合いが強いようです。
RB25エンジンがDETとNEO6に分けられるのはまさに良い例ですね。
クラシックとはクラスの変形で、最高のクラス=クラシック
と言う使い方が本来の語意のようですが
一般的には古典的なとか格式高いと言う意味で使われますね。
Neo Classic Car=生まれ変わった格式高い車両。
本来なら、こう言う意味にて使われるべき言葉ですが
![](https://assets.st-note.com/img/1729900989-OpuKeCGcw0snSfWNLYRqX1o2.jpg?width=1200)
我らが愛する日産車は、そんな格式高い物ではなく・・・。笑
今回の相談は、剥き出しエアクリーナーを装着し
![](https://assets.st-note.com/img/1729901055-b2i8PeDf0UkYMyo9JEhNs6ug.jpg?width=1200)
アクセルオフの度にテュルルルル~って
バックタービン音が鳴るようになったものの
そのままクラッチを切るとエンストしちゃうんです・・・との事。
それは確かにダサいですね。
でも、通常、SR20DETが装着された180SXであれば
一般的にはブローオフバルブと認知されている
リサーキュレーションバルブが純正で装着されているので
アクセルOFFしても
バックエアーは先にリサーキュレーションされるはずなのですが。
エンジンルームを見ると
![](https://assets.st-note.com/img/1729901252-bDnQdUCvs5k2xcwzhNyAjXLI.jpg?width=1200)
エアフロ自体は純正品ですが
![](https://assets.st-note.com/img/1729901266-x7UcNuvFSEa5sPHtyOJVzhMe.jpg?width=1200)
リサーキュレーションバルブを撤去している事が判明。
だから激しくバックタービン音が響くのですね。
その音と引き換えに、タービンはアクセルOFFの度に
スラスト方向の激しい負荷にさらされてますので
寿命は一気に短命となります。
ではなぜリサーキュレーションバルブを撤去し
剥き出しのエアクリーナーにするとエンストを誘発するのか?
実際に症状を発症させ、ログを取得してみると
![](https://assets.st-note.com/img/1729901502-o3ge0DKaGc7bvOCl8JWdpURP.jpg?width=1200)
コレが原因です。
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なんとなく予想は付くけど~
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