部品として単品供給されない部位が折れた・・・。さて、どうする?我々ビークルフィールドがSUBARU車をあまり良く思っていない理由はココにもある。BH5 レガシーWのAC修理中に起きた悲劇。
エアコンが全く効かないという事で我々ビークルフィールドに入庫した
BH5 レガシーワゴンは早速ガスの回収量を診て見ると
20gしか入っておらず
エアコンのシステムからガスが漏れているのでは?と言う懸念。
特殊な道具を使って漏れ箇所を探していくと
つなぎ目と言うつなぎ目から
微量ながらもガス漏れの痕跡が見受けられたので
Oリング類はすべて交換しましょう!と言う事になりました。
SUBARU部品から図面を取り寄せて見ると
エアコンコンプレッサーと
ホースの間に使われている
この変換アダプターの様なものは図面として出てこないので
矢印のOリングも部品としては供給出来ないとの事・・・。
えっ?コンプレッサーが社外品?
それともコンプレッサーASSYとしての部品だから
欲しければコンプレッサーを買えって事??
こう言う話を聞くたびに
やっぱりSUBARUってSUBARUなんだよな~ってガッカリします。
ただ、出ない物にグズグズ言ってても埒が明かないので
潰れてしまっていたOリングの断面を測り
逆算してOリングの太さを計算します。
規格の中から、コレが使われていたんじゃないか?
と言うサイズを割り出して装着&アダプターを締め込むと
オウふっ・・・割れやがった。
算定したOリングが少し太過ぎたようで
エアコンコンプレッサー接続口の端面と
このアダプターの端面に隙間が生じ
Oリングが潰れる前にアダプターの方が割れた様です。
経年劣化も手伝っての結果だと思いますが
部品は出ないし、判断したのは我々ビークルフィールドだし
エアコンコンプレッサー新品を自費で買うしか方法はないのか?
こう言う事、結構SUBARUでは起きるんですよね・・・。
ミッション内部のギヤを買おうとしたら、勝手に品番変更されていて
その新しい品番のギヤを使おうとしたら
他の周辺部品を合わせて変えないと使えない・・・みたいな。
GDBインプレッサの6速ミッションをOHする際には
気を付けないといけない罠です。
さて、今回はどうやってこの局面を乗り越えましょうか・・・?
その方法は有料ページにて開示させて頂きます。
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