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真夏のSW20 MR-2 HKS製フルコンVproのセッティングがどうもうまく行かない・・・。点火が指令通りに動いてくれず、こんな低い点火時期でノッキングの嵐。

遠方から我々ビークルフィールドのセッティングを信じて

愛車を預けて頂いたのは嬉しいのですが

HKSのフルコンVproVer3.4を装着してイニシャルデーターを突っ込んで
まずは様子見のパワーチェックを始めると

5500rpmで超強ノックが発生してアクセルOFF!!

グラフで言う所の青色の線なんですが
VPRO上の点火時期12度付近で、ヘッドガスケットも1.6mmに変更。
NAヘッドを流用している訳でもなくブーコンOFFでブースト約1.0k

どこにもノッキングを誘発する原因が無い!

タイミングライトを使って実測の点火時期を診て見ると
大幅に進角していたのでデスビを調整して指令値と実測値を合わせこんで
パワーチェックを行ったのが緑や赤のグラフ。

今度は失火の様な症状で、パワーが全く上がりません。
100PSとか120PSと言う領域でブブブって言って回転が上がりません。

もちろんNAではなくターボ車両です。

2回ほど回してみましたが症状は変わらないので
点火時期を最初の場所に戻しノッキングに注意しながら再度回してみるも
チチチチとなり始めたのでアクセルOFF。

なぜだ
なぜなんだ

最近ではあまり見なくなったプラグコードを使った点火系

パッとエンジンルーム内を見回すと

MDIDと言う点火を連続して2回打つDualSparkなるものが鎮座しています。

コレか?
コレなのか??

Vproを装着する前には起こらなかったノッキングや失火。

ノーマルECUでは発症しなかった症状を鑑みて探り出した不具合箇所とは?


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