ZC33S スイフトスポーツにLSDを組み込む際に多々見受けられる純正部品の極端な劣化箇所・・・。ここまで逝ってますと、実際に走っていても気持ち悪さ満点でしょうね。さらに他にも脆弱性が垣間見える部分を発見してしまいました。

ZC33S スイフトスポーツと言えば
我々ビークルフィールドへの入庫率が かなり高い車種でして
弊社はスイスポ専門店では無いものの、重なりますと

ここにも

そこにも

あそこにも ZC33S スイスポが居る！みたいな日もありますし

OS製のデュアルコアLSDに関しては

もう何台のクルマに装着したのか

数えるのも大変な程の量を熟しています。

エンジンを降ろさずにミッションだけを降ろす為のエンジンハンガーは
もちろん衝突安全新基準対応品を使い、荷重の掛かる箇所が
エンジンの重さで凹まないような工具を選んで使ってます。

旧いタイプのエンジンハンガーを使って
普通にフェンダー取り付け部分に引っ掛けて作業するお店を見かけますが
そこ、曲がりますよ・・・。

ミッションを降ろした後、LSDを組むに至っては

ミッションケースだけでは無く

リングギヤや再使用するボルトまでビカビカに清掃してから組付けます。
ボルトに旧い液体パッキン等のカスが付いていると
再組付けした際の漏れの原因にもなったりするので
その辺りをきちんと剥がす必要があると言うのはあまり知られていません。

ケースを締結していたボルトに付着した
液体パッキンのカスをそのままにして再締結に使い
合わせ面からミッションオイルが滲んでるクルマ、結構見かけます・・・。

ZC33Sだけでは無くZC32Sや

ZC31Sと言ったスイフトスポーツが入庫する事も少なくなく

スイフトに関してはハードな作業からソフト作業まで
多岐に渡り手掛けさせて頂いています。

そんな我々ビークルフィールドに入庫して来るZC33Sにて
最近目立て来たのが、とある部品の逝ってしまっている率の上昇です。

LSDを装着する際に取り外した部位をなにげなく診て見ると
アレ？角度おかしくね？？
ってなっていたりしてまして、手で触って確認すると
あ～、普通に逝ってるわ～～
となる訳です。

更にミッションをエンジンから外すと見えて来る、とある部品が減っていて

きっと〇〇がやり難かっただろうな～って推測する事も多々発生してます。

更に更に、ミッション内部を分解し

取り外した部位をよ～く観察すると
あなた～お肌の調子が良くありませんわね
って箇所が見受けられることもあり、ハイスピードサーキットや
最高速の伸びるステージで走っている車両は要注意な場所も発見。

最近スイスポに乗っていて
なんとなく動きがおかしい・・・
とか
加減速の度に違和感を感じる・・・
って言う場合、ココをチェックして欲しいと言う3点を

まあ、すでに、お気づきだとは思いますが～

有料ページにて書き綴って行きます！