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我々ビークルフィールドがREWITECの添加剤を取り扱わなくなった理由。シリジウムは金属には問題の無い成分かも知れませんが・・・。

今から数年前、主にR35 GT-Rのミッション保護の為

REWITEC G5なる添加剤を

GR6 ミッションの中へ

注入すると言う作業を行っていました。

REWITECのHPを見ると

シリジウムと言う物質から形成される
ナノおよびマイクロ粒子により摩擦面をコーティングし
フリクションを軽減します。

との事。

エンジンだけでなくミッションの金属摩耗も補修してくれると言う事で
当時はマニュアルミッションでも
オートマチックトランスミッションにも使えると言う話でした。

R35 GT-RのGR6ミッションが様々な壊れ方をするようになった当時
少しでもその破損が減らせられるのであれば・・・と言う事で

まずは当時のデモカーMY2007モデルの900ps仕様にてテスト。

ミッションとデフに

このG5を入れて見ました。

デフに関してはこれと言った変化に気付けませんでしたが
ミッションから響き渡るメカニカルノイズが軽減されると言う
聞いて分かる効果があったので
そのまましばらく様子を診ようと言う事になり
ちょうどその話を聞いていたユーザーさんが

自分のR35にも入れて見たいと言う事で

エンジン、ミッション、デフにそれぞれREWITECを注入。

空になった注射器を見ると・・・
ちょっとだけ危ない人たちの使用後の様な・・・。

施工後はユーザーさん曰く
「ミッションからの音は物凄く小さくなって
 ミッションの変速時がかなり滑らかになったんです!
 変速ショックもかなり無くなってREWITEC、かなり良いですよ!」

との事。

はい、注入後は結構早い段階で違いが分かります。

っが、結果から申し上げて我々ビークルフィールドでは
現在REWITECの施工を取り扱っておりません。

REWITECのHPを見ると正規取扱店と言う風に載せられていますが
現在は取り扱っておりません・・・。

注入後、即効性もあって明らかに音が小さくなるREWITEC。

ここまででは悪い点が無いように思えますが
なぜ我々ビークルフィールドはその取扱いを辞めたのか・・・。

有料ページにてその理由を説明させて頂きます。


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