ZC31S スイフトスポーツにて、シフトはニュートラルに居るのにクラッチを繋ぐとバックしてしまうと言う恐ろしい症状・・・。ミッションを分解して見たらLSDを組んだ業者さんの組みミス疑惑が浮上!ん~スズキの部品がダメなのか組み手がダメなのか!?
本日は久しぶりに我々ビークルフィールドのHP内Blogからの続き記事です。
弊社にてE/Gオーバーホールを施工させて頂いたZC31S スイフトスポーツ
その後もサーキットを走ったりロングドライブに出かけたりと
好調な走りを維持していたのですが
ある時、急にクルマの動きがおかしくなり、クラッチを踏んでいないと
クルマがバックしてしまうと言うのです。
坂道でクルマが下がると言うレベルのバックでは無く
クラッチを繋いでエンジンからのトルクがミッションに伝わると
シフトレバーがニュートラルの位置に居たとしても
車両はバックして行くとの事。
・・・えっ・・・そんな事、ある??
現車はレッカー車にて搬送されて来まして
早々に症状を確認するも、オーナーがおっしゃる通り
シフトはニュートラルだとしても、クラッチを繋ぐとバックします。
他のギヤへ入れようとすると
シフトレバーはかなり動きがおかしく違和感アリアリです。
ここまでの違和感はミッションブローしてギヤの破片が
色んな所に挟まってしまい
カウンターギヤの回転だけがアウトプットされてしまっている・・・?
いや、それだとしても、バックが繋がるってのはおかしい症状です。
早々にリフトで車両を上げてエンジンごとミッションを降ろします。
M16Aエンジンは全く問題ないので、しばしの間 脇に避けておいて
ミッションケースを開けて診ますと
・・・アレっ・・・
ギヤ、1個も欠けてないと言うか普通にキレイ・・・。
なにがダメなんだ~と各メカニックたちが顔を近づけて行くと
!?
なんじゃコレ~ !?
そりゃ、この状態だとバックもしますわね。
なにがどうなっていたかは有料ページにて開示して行きます。
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