ダメ！絶対！！　って言うと薬物撲滅のポスターみたいですが、スポーツカーでダメなのは・・・ハイオク指定にレギュラーガソリン注入とかダメ！絶対！！ただねユーザーがハイオクを選んでも、その中身がハイオクじゃないと言う場合はどうしようもなく・・・。

とある日のボーっとしている夜中に
友人？と言うほど親しくもないのですが
知り合いと言うには関わり合う機会が多い人から

こんな記事を見たんだけど、実際、どうなんですか？
って言われて

見てみると
ハイオクにレギュラーなんて1回間違えたくらいじゃ車壊れないよって
書いてあるんですよね。

あ～、まあ、クルマによってね、
1回でぶっ壊れるのもあるし、ぶっ壊れないのもあるよね。
って返しておきました。

エンジンなどにも手が入っていて
ECUのセッティングをキツ目に合わせてある車であれば
レギュラーガソリンの注入後
最高速アタックかませば一発でアウトでしょうね。

逆にヨーロッパ車でハイオク指定の場合
1回ぐらいレギュラーを入れられたからと言って
壊れる事はないでしょうね。

このスレッズを挙げた人に対してどうこう言う気はサラサラありませんが
ハイオク指定車にレギュラーを入れると、壊れなかったとしても
良くない履歴として根に持たれる可能性はあります。

良くない履歴・・・？
根に持たれる・・・？

はい、最近のクルマはエンジンの動きを常に見張っていて
あまり調子良くない感じになった時
もしくは
なりそうな時、そう言った情報を積算してます。

例えばレギュラーガソリンを入れてノッキングのレベルがハネ上がった際
その上がり方を記録し、閾値以上のオーバーが
どれくらいの頻度で起きたのか、記録して行きます。

その記録の合計が定まった数値を超えると
「こいつ、クルマの事、大事にしてねーな！」
って言って、エンジンの出力を抑える様なクルマまで存在します。

例えばZC33S　スイフトスポーツ

スイスポに関してはオーナーから、こんな質問を受けた事もあります。

話を聞くとスイスポを買った際にその中古車屋さんから
レギュラーでも大丈夫だよ！って言われたそうで
その言葉を信じ購入後2000㎞
レギュラーガソリンで走ってしまったそうです。

このスイフトがブーストロックになっていない事を
ただただ願うばかりですが、この中古車屋には殺意すら覚えます。

他にもGXPA16 GRヤリス

そして第四世代と言われるDENSO製のECUを積んだ
300系ランドクルーザーやレクサスの新型LX
モデルチェンジ後の2.4Lターボを積んだトヨタ車などは
すべて同じ制御をしています。

きっと驚くほどの数のトヨタ車が、入れる燃料によって
遅い、速いに分けられていると思いますが
オーナーは気付かないでしょうね。
比較対象がありませんから・・・。

これらのクルマが遅くなる要因には一つには必ず
ノッキング
とか
ノック信号
と言う言葉が必ず絡みます。

そしてそのノッキングには
ガソリンのオクタン価
と言う物が深く絡み合います。

更には日本のガソリンのオクタン価が
ココの所、急激に落ち込んでいると言う現実もあります。

我々ビークルフィールドが
スポーツカーには絶対にレギュラーを入れてはダメ！
と言う理由と
ユーザーとしてはハイオクを入れてるつもりでも
ガソリンスタンド側でハイオクを
ハイオクじゃ無いオクタン価にしてしまってる場合の
その根底にある現状を有料ページでは更に深堀しながら書き綴ります。