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我々ビークルフィールドが犯した過去の失敗談。ワンオフで死ぬほど手間暇掛けて造ったインタークーラーが冷えないって言うね・・・。材質を良く考えないとインターウォーマーになっちゃいます。

ユーザー自らが購入し

コレを使って前置きインタークーラー化して欲しいと言う依頼の
ST205 セリカGT-FOURは元々は上置き水冷式インタークーラーです。

経年劣化で水冷ユニットそのものが壊れてしまうと
ヒートエクスチェンジ出来ずインタークーラーも高温に。
吸気温度上昇しっぱなしで、ノッキング音カリカリ言いながらも
オーナーは気付かずに走っているST205。
当時は結構な台数が居ました。

今はもうST205 そのものを見ることがほとんどなくなりましたが・・・。

っでインタークーラーを交換しようと思っても
なかなか既製品が無いんですよ~。
そりゃバンパー内のスペースは無いわ、レイアウトは超面倒だわ で
どこのメーカーも造りたがらない事、よくわかります。

その状況に業を煮やしたオーナーが
どこかからインタークーラーセットなるものを買ってきました。

配管のレイアウトを見ると
どう考えてもST205に装着出来る様なパイピングでは無いため
コアだけを使って、残りはすべてワンオフで創る事に!

必死こいて造ったパイピングはステンレス製です。

当時はまだアルミのTIG溶接が上手く出来ず仕上がりも悪かったので
比較的TIG溶接しやすいステンレスを選択したのですが・・・。

前置きインタークーラー装着後ECUセッティングに移行し
こんな感じの点火時期なら大丈夫だろうと
かなり低い点火時期からスタートしたものの

数回ダイナパックを回すと、ノッキングがチって言い始めます。

っで接触温度センサーをインタークーラー配管に接触させて

その温度をモニタリングしていると、驚愕の事実が!?

皆さんすでにお気づきだと思いますが、ソレが原因で
空冷前置きインタークーラーならぬ
インターウォーマーを造ってしまっていたんです・・・。

なぜそうなってしまったかは有料ページにて開示します。


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