見出し画像

DJ系ディーゼルデミオ。当時は必至こいてECUチューンしながらDPFの再生サイクル等を理解しようとしていましたが・・・。

MAZDAのSkyActiveディーゼルに関して我々ビークルフィールドは

かなり悪い印象を持ち、酷評しております。

それもただ単に嫌いという訳では無くKE系のCX-5や

DJ系デミオを実際に購入し

デモカーとしてアレもコレも試して診たけど
何やってもどうにもならないじゃん・・・。
と言う結果を見た上での話です。

なのでCX-60にて起きた事件もこれから販売されるCX-80への懸念も

ただのMAZDA嫌いとしてでの意見では無く
過去の裏打ちから来る感情なんです。

っでDJ5FSデミオに乗っている際、実際にはどう言う不具合があったか?
と言いますと、まずは個体差によるパワー差が異常に大きく
それが装着される軽油のインジェクターの
噴射量違いによるものだったと言う点。

4気筒の燃料噴射量を常に見張り
バラつきが無いようにしていると言うのですが
元々の個体差で噴射量が少ないインジェクターが装着されていたり
煤による先端の詰まり等で噴射量が少なくなると
パワー=燃料の量
と言うディーゼルエンジンにおいてはパワーも減少します。

デモカーのDJ5FSはこの燃料噴射量が異常に少なく
ノーマル状態でのパワー測定が
一般的なDJデミオに比べると15PSほど低い物でした。

更にはDPFに煤が堆積しやすくすぐにいっぱいになってしまうため

ECUプログラムの書き換えをディーラーにて頻繁に行う必要がありました。

マルチモニターを常設して、色々なデーターを見ながら
どんなタイミングでDPF再生が行われるのか
DPF再生中は各モニターがどんな数値を示すのかを観察しながら

ディーラーによる対策後の効果を見ようと
期待に胸膨らませながらディーラーを出ると

20㎞弱の走行でいきなりDPFの自動再生がONに・・・。
まったく対策になっていないようでした。

8kmほど走行すると再生は終わったようで

リコール処理にて0に戻っていたDPF再生回数は1に変わり
DPF再生後の距離がリセットされていました。

は~

なにが原因でこんな短サイクルでDPF再生が始まるのか・・・。

DPF再生の各メーカーの考え方が知りたくて

制御の概要を書いた本を読み散らかし

(右側のサスペンションの本はDPFとは無関係です。
 ただ読みたかっただけです。)
なんとなく、自分なりの纏まりを考えたのですが・・・。

その考察に関しては有料ページにて開示して行きたいと思います。


ここから先は

2,834字 / 3画像
この記事のみ ¥ 3,950