BLOGではあまり語らない自分の生い立ち話。シルビア廃車編
今日は久しぶりに自分の生い立ち話の続きを書きます。
前回書いた
シルビア改造編 付けちゃいけないパーツはこの時から・・・。
からの続きとなります。
S13 シルビアに搭載されたCA18DETエンジンでも
しばらくの間は楽しく遊んだりしていたのですが
いつも通っていた峠に行くとAE86のドンガラ仕様とか
EFのVTECシビック等について行く事は出来ませんでした。
そこに来てCD9AとかCE9Aのランエボと言う恐ろしく速いクルマを
峠に持ち込む人が出て来て、その辺のクルマと対峙すると
もうまったく勝負にならない・・・みたいな。
ん~、自分って、運転はあまり上手くないんだな・・・。
と考える様になりました。
そう思い始めるのと同時に、当時勤めていた家電屋の社長さんが
「会社をたたもうと思うのだが
浅田君は家電の下請けを自分でやって見たらどうだ?」
と言って来ました。
20歳で独立とか、かっこいいじゃん!
ただそれだけの理由で、サラリーマンから個人事業主になり
以来、この27年間、給料と言う物は貰っていません。
家電製品設置の下請けを行うには、少なくとも軽トラが必要です。
軽トラとS13の2台を維持するにはハタチの小僧には負担が大きく
当時人気絶頂だった初代ワゴンRの4WDのターボで
5Dの5速MTと言うのが発売されたのを機にS13を手放す事に。
ワゴンRの納車時にS13は売却する事が決まっていて
納車の前日、今日が最後だからと
昼ご飯を食べる為に軽トラじゃなくてS13に乗って・・・。
3車線ある248号線の中央を走っていると
左車線を走っていた名鉄のバスが急に割り込んで来ました。
右車線に避けようにも既にクルマが居たので
左に避けると、名鉄バスが避けた、路上駐車のクルマが停車中。
峠で培った車両感覚でなんとかバスと路駐車両の隙間を
すり抜けられないか!?と思いつつアクセルを踏み込みますが・・・
ドン!と言う音と共に、視界が真っ暗に。
路駐車両の右後ろとS15の左前がオフセット衝突し
開いたボンネットが視界を遮ったのでした。
ボンネットのせいで
ぶつかったクルマがどうなったのか分からなかったので
まずはS13から降りて見たのですが、ぶつかったはずの相手が居ません。
んっ!? 夢??
後ろを振り返ると、クッチャクチャになったシルビアが居ます。
夢じゃないのか・・・。