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手ごろなお値段でチューニングのベースとしても人気の有るUSE20 レクサスIS-F ただ寄る年波には逆らえ切れず・・・。全開パワーチェック後に襲った超絶絶不調の波とは!?

我々ビークルフィールドのHP内BLOGでも取り上げた

USE20 レクサスIS-Fのダイナパックセッティング

入庫時に比べ62馬力アップで絶好調!!
なんて言っていたら、急転直下の絶不調へ

ダイナパックから降ろして実走セッティングに入ろうとしたら
公道に出てのアクセルONで失速し、そのままエンジンストール・・・。

えっ?

エンジンを掛けなおすと

エンジンチェックランプだけでなく
TRCのインジケーターも点灯し超絶絶不調へ。

調べていくとTRC側のエラーはECU/EVユニットの通信不良という事で
ECU側で重度のエラーが出ると釣られて点灯するパターンの奴です。

エラーを消した後、ちょっと負荷を掛けて走って見ると

アイドリングでハンチングするほどに・・・。

ん~ なにが起こってる??

トヨタの診断機GTSを繋いで診ますと

左右の補正値が20%以上のマイナス補正(薄くしている)なのに
空燃比はラムダ表記で0.821=12.0と理論空燃比の14.7には程遠い状態です。

なのでシステムTooRichと言うエラーが吐き出されます。

ダイナパックでセッティングしている際は

ShortTrimつまり補正値
LongTrimつまり学習値
両方とも0だったので
この時は特におかしな補正が入っていたわけでは無いようです。

それが
ダイナパックから降ろしたら
-20%でも濃すぎると言う現象発症。

ん~、これは彼が逝っちゃってますね・・・。

トヨタ系で稀に起こることなんですが、通常時は良い物の
全開等で排気管内に熱が加わると途端に調子を崩すパーツがあります。

普段はなんとなく乗れているものの高速道路等で全開加速をすると
なんか加速が2段階 3段階に感じたり
高回転でフワッとトルクが抜けたりする症状はありませんか?
そう言うIS-Fは大体ココが逝ってます。

それを炙り出すために、ひとまずは・・・
正確な数値を把握する為の下準備をして、いざ全開加速!!

うはっ

だめだこりゃ・・・。

全然違う~。

なにが逝って何が全然違うのかと言いますと・・・。

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