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畑と八百屋

久しぶりの投稿になってしまいました。反省です。

今日は、八百屋の役割について。

野菜づくり

うちの店では、八百屋をやっている傍ら畑で野菜を作っている。と言っても、昨年始めたばかりでまだまだ生産力もなく、今はまだ勉強の為の畑という位置づけ。

そもそもなんで畑を始めたかというと、シンプルに野菜をつくるという事を知る為。

もともと、八百屋を始めた理由として生産者さんと消費者さんを繋ぐ存在でありたいという思いが強かった。そのため農家さんの話を聞くことや、実際の取引もあったりで、生産者さんは割と身近な存在ではある。

しかし、野菜を仕入れるにしても生産計画に参加させてもらうにしてもつくる事を知らないと、話にならない。

八百屋という特性上、どうしても売れるかどうかが先にきてしまって、農家さんの「コレを売りたい」と八百屋の「コレが売れる」にギャップが生じる。

という事で、まずは産みの苦しみを知る。つまりは自分達で野菜をつくる事から始めようという事になった。

奥深さ

実際に野菜をつくり始めて、もうすぐ1年。といっても、八百屋の業務をしながらの作業になるので、本当に少しずつ歩んでいる。

農家さんにとってはごく当たり前の事も一つ一つに気づきや学びがあり、雨一つとっても、捉え方が変わってきたし、日照時間や気温、虫の事や微生物の事など調べだすとキリがない。

栽培方法についても、多種多様で何が正解かわからない状態だが、その数だけこだわりがあって、それぞれの想いがある。

八百屋の役割

そして、忘れちゃいけないのが自分達は野菜を売るのが本業であるという事。

開業当初から変わらずあるが、自分達で畑をやりはじめて改めて思った。

農家さんの営業マンになりたい

丹精込めて作った野菜達を消費者さんの元へ届けるだけでは足りない。人の想いは人によって人に伝える事が出来ると思う。ん?ちょっと何言ってるかわかりませんが、、、つまりその想いを繋ぐ役割を果たせたらどんなに楽しいか。

最近は直売なんかも増えてきて、生産者さんと消費者の距離感はだいぶ縮まってきた。

しかし、それはあくまでも農家さん自身の手が届く範囲に限られてしまうし、販売先(利幅をある程度)の開拓には限界がある。

そんな時に頼られる存在としての八百屋。

産直ECサイトにはない、ローカルなネットワークの中で野菜が巡る形を作っていくことが今の目標です。

理想論ではなく、現実的にどうすれば実現するか、とりあえず色々試しながら模索していきます。

そんな事を考えながら保育園のお迎えに向かいます。


読んでくれた方、長々とありがとうございました。







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