頭の中がぐるぐるしまくっている私には、瞑想必須です! ヨガインストラクター講座RYT 500 「有の瞑想 無の瞑想1/4」#12
瞑想をしていると伝えると「瞑想って心を無にするんでしょ?」と言われることがあります。
私はそれに対して
「無にしなきゃいけない、ってことじゃないんだよ」と答えています。
いきなりぼんやりとしたやりとりから入っちゃいましたが。
瞑想とは? に対して、一言で答えるのってとっても難しい。
瞑想にはまって、瞑想の指導もするようになった私なので、
自分なりの瞑想観はあるのだけれど。
その基本のひとつになっているのが、今回の「有の瞑想 無の瞑想」です。
2022年11月02日(水) 13:00-15:30の オンライン講座でした。
私は予定があわず、2回目の11/9にライブ出席したいので、遅れて録画視聴です。
シニアヨガとおなじく、一年前にすでに単発で受講済みなのですが、
本年度も全4回、改めて受講することにしました。
講師の紹介
講師は、OMYOGAの代表でもある吉田 香代子先生です。
ヨガの伝統的な瞑想だけでなく、認知行動療法やNVC、MBSRなどからも瞑想を指導されています。
瞑想とヨガの練習をする30分のクラス「365日ヨガメディテーション」の主催者。
このクラスは、RYT500取得のためのプログラムのひとつにもなっていて、全部で30回の参加が必須です。
ちなみにわたしはRYTとは関係なく、数年前から参加しています!
サブスクでどなたでも申し込めば参加できるので、気になる方はぜひぜひ!
めっちゃおすすめです。
てなかんじで、私の毎日は、かよ先生の「おはよー」からはじまります😁
「有の瞑想 無の瞑想」とは、心豊かに暮らし豊かにするための瞑想のひとつ
まずは「有の瞑想 無の瞑想」についての説明から。
講座のスタートは、ワークからでした。
ひとつのイライラシーンの提示からはじまりました。
皆さんもちょっと考えてみてくださーい。
皆さんは、車を運転していました。
運転前に嫌なことがあって、イライラしていました。
歩道に人がいました。
皆さんは気がつかずに、車を発信させようとしていました。
ぎりぎりで人がいることに気がつき、ブレーキをかけました。
すると相手が睨みつけてきました。
これらが起きた時に、
その都度生じた感情を、自由に受講生共有のホワイトボードに書き込んでいきます。
どんなことでも書いてオッケー。
腹黒いことも、そのまま書いちゃいましょう。
心の中の見える化です。
他人との違いにはっとさせられることも。
私も同じだなぁ、って思うことも。
感じたままでいい。個人差があるのはあたりまえ。
正解はありません。
一通り書き出してから、みんなで思ったこと、気づいたことをシェアしていきます。
講座中、先生から質問されても、答えたくなかったら答えなくてもオッケー。迷っても、考え込んでもオッケー。
そして、互いに否定はしない。
マインドフルネスな進め方をしていきます。
私は今回、録画視聴だから聞くだけでしたが、以前ライブ参加して楽しかったのを思い出しました。
この講座は、ライブ参加がおすすめです!
気づきのトライアングルで、ぐるぐるしちゃう
さきほどのワークをふまえ、理論的なパートに入ります。
心理学ベースのマインドフルネスでも用いられる
「気づきのトライアングル」について。
以下の3つはお互いにつながりあっています。
1・感情
2・思考
3・身体の感覚
さっきの車の運転の例でもありましたが、
起こった事実、外部刺激を受けて、
私たちの内部では、感情と思考と体の感覚が自動的に引き起こされます。
これらが日常的に、われわれの頭のなかで起こり続けています。
今この瞬間の出来事以外にも、記憶の中に蓄積されているものもあります。
瞑想では、それらに気づくことで、
3つトライアングルのぐるぐる、自動操縦モードが止まるようになります。
ちょっとずつ、ちょっとずつですけどね。
ぐるぐるがひどかった私も、ようやく少しずつそれらを制御できるようになってきたように思います。
ずっと落ち込んでるとか、怒ってるとか、ここ数年でそういうことはほぼなくなりました。
ほとんどの人が、この3つがごちゃまぜになってたり、
気がついていないところがあったりするのです。
まずは、そこに気がつくことから。
MVC(非暴力コミュニケーション)を身につければコミュ力UP
NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)とは、1970年代に、アメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系化され、提唱された、自分の内と外に平和をつくるプロセスです。
講座ではこのMVCのリストをつかって、自分のこころを表面化、言語化していきます。しっくりくる言葉を選んでいくみたいな感じ。
心の整理整頓って感じかなぁ。
またこのあたりも、のちに詳しく説明させてもらいますね。
瞑想の実践 まずはボディスキャンから
全4回の瞑想の講座のなかで、集中、洞察、慈悲の瞑想をやっていきます。
集中瞑想と洞察瞑想は、頭の中にあれこれ思考や感情がごちゃついてるのをクリアにしてくれるものです。
スノードームの雪が沈んでいくみたいな感じになる。
ボディスキャン瞑想には、集中瞑想と洞察瞑想、どちらの要素も入っています。私もこれ日常的に指導してますが、初心者さんでも入りやすいのが特徴。
気持ちよくて途中で寝ちゃったりするんだけど。それもオッケー!
集中できなくても、自分を責めないこと。
マイペースでいい。
コラム法とボディスキャンの宿題が出ました。
コラム法とは認知療法のひとつ。
出来事と、その時の感情、適応的な思考を書いていくことで、自分の認知の癖に気付き、バランスを整えていく方法です。
宿題は以下の通り。
1・感情や思考を抜きに、出来事を1つ選んで書く。
2・それにたいして生じた感情を書き出す。MVCのリストを使ってもいい。
3・感情を受けての、思考を書く。
4・それらに対して、体にどんな反応があったかを書く。
もう1つの宿題はボディスキャンを毎日すること。
できれば資料でもらっている誘導をききながら、40分。
朝か夜。決めた時間でやるとなおよし。
っていうか、次回、明日じゃん!!
「マイペースでいいよ」って言ってくれるかしら。かよ先生笑