「私らしいあり方」はきっと
ちょっとしたご縁で、お気に入りのアイスを販売することになった私。
この夏の一つの挑戦として、少し違和感を覚えながらも精一杯やり遂げました。
あの時のご縁から
ご自身でヴィーガンスイーツを展開されている方のブランドのお手伝いを今年2023年からずっとさせていただいている私。
最初は、彼女のキャロットケーキの撮影から始まり、ケータリングやセミナーでの料理提供に至るまで、色々な経験をさせていただきました。
今回は、彼女の知り合いとコラボしながらのマルシェ開催が決まり、彼女のケーキと合わせて、アイスの販売をすることに。
あの言葉に背中を押されて
以前、親しい友人と協力して取り組んだOne Day Cafe。
↑こちらでも書いたように、カフェなどとはまた違った形で料理提供をしたいと思っていた私ですが、
友人や尊敬している方からの言葉に背中を押されて、今回自分のオリジナルレシピで作ったアイスをPOP UP販売することになりました。
普段自分で作って自分で食べて終わっている私は、本当にこれでほかの人には美味しいのか、わからない部分が多いです。
正直、作って撮影して食べて編集して発信して何かの参考になる、という一連の流れが、私にとっては一番心地よくて楽しいことで、
食べていただくことは+αの要素というか、たまにあるぐらいがちょうどいいと思っているから、積極的に料理の提供はしていないんだと思います。
そんな私が、親しい人とのホームパーティーや、冒頭で書いた方のケーキ製造時などで、差し入れとしてアイスをお渡しすると、
どの方からも口をそろえて
「すっごく濃厚!でも重くなくて食べやすい!このおいしさは○○(誰もが知る有名なアイスの名前)越えだよ!」
と言ってくださって、、!
自分の中では確かにかなり満足いく仕上がりのアイスでしたが、ほかの方からここまで言っていただけるとは思っていなかったので、うれしさと衝撃とがまじりあった感情になっていました。
色々な話を進めていってマルシェ開催が決まり、そこでキャロットケーキと一緒に販売しよう、と至ったというわけです。
素材もレシピも見せ方もすべてこだわって
来場見込み数50と聞いて、それだけの量のアイスを用意することにビビりながらも(苦笑)準備を進めました。
レシピはできあがっているので、必要な分の材料と提供カップを調達して、撮影・仕込みスケジュールなどを決めてひとつひとつこなしていくことに。
撮影・ポスター作製までくると、ようやく当日のイメージがついてきて、「本当にアイスの販売をするんだな」という実感が持てるようになりました。
前日仕込みを無事に終えて、ついに当日に…
嬉しさと違和感と
大晴れの当日。どんな発見や出会いがあるのか、期待に胸を膨らませながら会場へ。
スタートと同時に来てくれた友人から、最後の最後まで来てくださったはじめましての方までアイスを食べていただいて、
と、温かくて嬉しいことばを直々にたくさん頂けました。
実際にアイスに使った材料や、今やっている活動についてなども直接お伝え出来て、実際に食べていただくことのメリットはこれだとOne Day Cafeの時と同じように感じました。
ただ、11:00~19:00という比較的長い時間の販売を終えて、身体的な疲れはもちろんあった一方で、それ以上にもやもやしたものがずっしりとのしかかって、すごく重い。
きっとこれは違和感なんだろうと思います。
One Day CafeもPOP UP販売もやはり違う。
私の素材選び・レシピ・その裏にある想いを、伝えたい人に届けるには、
何かもっと違う、私にピッタリの方法があるはず。
それを、今後色々挑戦していく中でゆっくり見つけていきたいと思います。
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