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必ずまた
2023年3月の記録です
”オーガニック(できれば無農薬)・ヴィーガン・グルテンフリーのものがあって、木の温もりがある落ち着いたカフェ”
そんなしばりを新たに作って再スタートした私のカフェ巡り。
都内近辺でその条件を満たす行きつけのカフェは2,3店舗ほどあるものの、やはり新しいカフェも開拓したい気持ちに駆られていました。
ヴィーガンに加えて、私が大切にし始めた"オーガニック"と、本格的に体にあってきた"グルテンフリー"、
そして、ほっとできる大事な要素である"木の温もり"も網羅しようと思うと、
グルテンフリーでなかったり、キレイで素敵でも落ち着けない雰囲気だったりとなかなか三拍子揃うカフェはなくて…。
もう諦めかけたその時に
ふと亀有駅周辺で"オーガニック"と検索をかけてみると、見たことのないカフェがヒット。
詳細を確認するとなんと最近オープンしたばかりのカフェで、ヴィーガンメニューも落ち着いた雰囲気も揃っていることが判明。
幸い予定もなかったので、カメラを持って早速行くことにしました。
扉を開けると
オーナーの女性が明るく出迎え、落ち着いたおしゃれな雰囲気に飲み込まれた私。
まだ何も食べてなくても来てよかったと思いました。
オープン早々、地元の人なのか知り合いなのかでとても賑わっていて、もうすでに満席に。
少し待ってからロフトにある隠れ家的な席に案内していただいて、ふっかふかのクッションに身をうずめました。
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おしゃれなランプ
お目当てのものがまさかの
売り切れ。
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ヴィーガン対応と平飼い卵を使ったヴィーガンでないスイーツが半々ぐらいでありましたが、平日14時すぎのいった時点ではヴィーガンのものはなくなってしまったらしく…
すぐ来れる距離ではあるので、今回はアイスカフェラテで済まそうと決めるも、エスプレッソマシンの不具合でそれも断念。
ザクロシロップのドリンクを勧められて、代わりにそれにしようかとメニューとにらめっこしていました。
そのタイミングで他のお客さんがいらっしゃってオーダーを試みていて「アレルギーでヴィーガンのしか食べれないんですよね…」とぽつり。
そんなちょっとしたつぶやきにも
オーナーさんは応えてくださいました。
わたしもつぶやいたお客さんに便乗して「私もなんですよね…」と伝えると、
今から用意してくださるとのことで…!!!!
「できることはなんでもするので、何かあったら教えてください!」という店主のお言葉には、優しさと勇敢さがあふれていました…
申し訳なさでいっぱいになりつつも嬉しくてありがたい気持ちが勝って、"ヴィーガンスイーツは小麦不使用"ということを確認したうえで、急遽ヴィーガンケーキを用意していただくことにしました。
見た目も味も仕上がりも
ここまでに興味をひかれて私に合う。そんな印象的なケーキ。
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深みのある香ばしいホットコーヒーと一緒に運ばれてきたケーキは、
楕円形でトッピングも施されて、可愛らしい。
ロフトの落ち着いた明かりの場所ではケーキの色合いが見えにくく、ココアケーキかなと思いながら一口食べると、
口の中に、ティラミスのようなほんのりビターなコーヒーの風味が広がりました。
生地はふわふわ、軽やかな口当たりの濃厚なクリームで程よくしっとり。
甘すぎずオイリー過ぎない、でも一口一口食べ進めていくたびに深まる満足感が心地よくて、リラックスしている自分がいたような気がします。
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ケーキにはベーキングパウダーも重曹も不使用。
ふわふわ食感の秘密は
豆乳を泡立てて作ったメレンゲなんだとか…!!!
必ずまた
ここに来たい。
私の感想は最初から決まっていた気がします。
マップでカフェの存在を知ったとき、お店のインスタにとんで、クラファンに挑戦していることに加え、ラジオ出演されたことも知りました。
『木漏れ日』+『こぼれ話』の造語です。
『こぼれ話』とは、物事の本筋から外れた、さほど重要ではないが、ちょっとした興味を惹くような話題を意味する語です。
木漏れ日が差し込むような心地よい空間と
“ちょっとした興味をひく何か”を提供していきたい
そんな想いを込めて『こぼれび』と名付けました。
『身体に優しい食事』と『丁寧に作られた製品』を通して社会課題とのつながりを知るきっかけを提供するカフェを作りたい
お店に行く前にWebページもラジオもチェックして、店主のお二人がどんな思いでお店を始めて、これからどうしていきたいのかという価値観に触れ、
共感と応援したい気持ちでいっぱいになっていた私。
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実際に行ってみて、独り占めしたいぐらいに気に入ってしまったのは正直なところですが(笑)
この魅力をこうやって誰かに届けることで、
お店から素材の生産者さん、こういう居場所を求めている方の力になれたらなと願いながら、
この記事を公開しようと思います。
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