![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107049850/rectangle_large_type_2_f0e0c50be715feffc21fa7b68bc77f1b.jpeg?width=1200)
ブランド化よりムラランド化
有機給食100%で有名ないすみ市の取り組みですがについて、市の鮫田さんが書かれた論文を読んだ。
いすみ市の有機農業は、一度だけ訪ねたことがあり、話も伺ったが、
これだけの情報量が無料で読めるなんてすばらしいー。
重要だと思うポイントは、
まず、営農のインパクトとしては、
・除草ではなく、#抑草。
代かきを2回に分けて、水の量で水温を高くして発芽させ、草を浮かせて除去してから田植えに臨むという技術。生えてからでは遅い。発想の転換!
それから社会的インパクトとしては、
①農家サイドから子供たちに食べさせたいと言い出した。
②市は一般財源を惜しみなく使った(食育効果、地域活性化効果を見越したため)
③給食の食べ残しが減ったことについて この理由は有機のお米にしたからか、あるいは有機開始の翌年から始まった教育ファームで子どもらが米作りの現場を体験して田んぼと米について知ったことが大きいのではないかと考えるのは私だけでしょうか~~。
少なくとも
以下の通説をぜんぶ覆したところが痛快で、小気味いい!!
(通説)有機は除草に手間がかかる→よって有利販売が必要→高く売るブランド化
ではなく、
(新しい説)「除草の前に草を抑える」抑草という新発想①→子どもに食べさせたい(給食で地元消費という新発想②)→自治体、農家、子ども、親、学校、JAみんなハッピー!
地域への愛着(♡心の循環)→取り組む農家が増えたので給食以外に余った有機米を外にも売ってあげてもいいかな~(上から目線のブランド化)
立ち位置に余裕があるところへ憧れは生まれる。うらやま~~♡(目がハート♡)
結果=ブランド価値の高まりで消費だけでなく、移住者まで増えた!WinWinWiiiiiin
去年の配信=千葉県いすみ市へインタビュー取材に行ってきましたー!
スタンドFM配信ラジオ
ベジアナの一億農ライフ!