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「世界農業遺産カレンダー」日本人のすごさを知る里山 SDGsな農業カレンダーで能登を応援しませんか

もう~い~くつ寝~ると~~???
今年も残りあと11日
来年はどんな年にしたいですか?
どんな毎日を過ごしたい?お部屋や仕事場にどんなカレンダーを飾ったら、やる気がわくでしょう?


やっぱり懸命に生きる人の姿、けなげに生きている生命の営みに触れることが、救いになったり癒されたり、励みになるよね~。

初めて見るのになぜだかじぃぃ~~んと泣きたくなる風景。
人間の仕事ってすごいな。
日本人は何世代にも渡ってどうしてこんなすごい景観を作り上げてきたのだろう。
先人へのリスペクトは、生きる誇りや励みにつながります。
わたしにとってそれが能登の里山であり、日本中、世界じゅうで見てきた農村風景でした。

いいな、いいな、にんげんっていいな♪


って、前置きが長くなりましたが、
国連FAO(食糧農業機関)が認めるSDGsな農業システム、
Globally Important Agricultural Heritage Systems(GIAHS)
「世界農業遺産カレンダー」、お部屋や職場にいかがですか?

楽天などでも買えます。もしくは、わたくしベジアナ小谷まで。

残りあとわずかーー!!



国連・食糧農業機関FAOでは、環境や社会に適応しながら継承されてきた地域独自の伝統的な農林水産業を「世界農業遺産 GIAHS」として認定し、持続的な農業システムを世界に発信、

未来への継承を目指しています。

いま、世界中に89か所が認定されているうち日本は15か所認定!

中国の22か所に次いで2番目に多いのです。


日本農業は、日本列島の地形が示す通り、気候風土が多様であり、小規模で多様な農業の宝庫であると、国連が認めているのです。

個性ある伝統的な農業が各地で営まれることはSDGsそのもの。

国内にある15地域を載せた「世界農業遺産」のカレンダー。




日本農業新聞の写真部カメラマンと、わたくし農ジャーナリスト小谷あゆみが、1年かけて、国内15地域すべてを取材し、連載したものをまとめたのが、

世界農業遺産カレンダー2025 年版です。


今回初の試みとして、15地域すべて紹介したいことから、

オリジナル「15カ月カレンダー」を作成!


このカレンダーの利益の全額は、

能登地域GIAHS推進協議会を通じて能登半島地震、豪雨被害の被災地の農業復興に寄付します。


毎月の写真に添える認定地域の説明文を小谷が担当しました。


 


2025年 1月

持続可能な水田農業を支える「大崎耕土」の伝統的水管理システム

宮城県大崎地域に広がる水田地帯「大崎耕土」の冬の風物詩。

日の出とともに蕪栗沼から一斉に飛び立つマガン十数万羽の圧倒的な鳴き声と羽音は、命あふれる豊穣の大地を表しています。

約430年前の新田開発により発展してきた大崎耕土とその周辺環境は、人々には豊かな実りを、冬鳥にはえさ場やねぐらを与え、ふゆみずたんぼ発祥の地としても知られます。厳しい自然環境下で食料と生計を保つため、東北特有の「やませ」による冷害の克服や、伝統的な水管理など、先人の知恵と技が結集した大崎耕土は、自然と共生する持続可能な水田農業です。



2月  みなべ・田辺の梅システム


早春の和歌山県、みなべ田辺地域の山々は満開の梅で彩られます。

その歴史は、江戸時代、領主が梅の栽培を奨励したのが始まりです。

急傾斜の山頂付近には薪炭林を残し、中腹に梅林を開墾しました。

これにより、薪炭林が水源や山を保全し、梅の受粉に欠かせないニホンミツバチの生息にも役立ちました。こうして高品質な梅干し産地が誕生 したのです。

また、必要な分だけ木を伐る「択伐」という方法で持続的な炭生産が受け継がれ、生まれたのが「紀州備長炭」。

400年以上続く 人と生き物が育んだ里山は、日本一の梅の里となったのです


 

3月  クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環

 大分県は「乾しいたけ」生産量日本一。

その栽培に欠かせないのがクヌ ギの原木です。

国東半島・宇佐は、火山性の土壌で雨が少ないことから、農業を営む水の確保に苦労をしてきました。

そこで発展したのが、水源涵養の働きを持つクヌギ林を活用した原木シイタケ栽培と複数の ため池を水路でつなぐ循環システムです。

原木を使えば森が更新され、 若い木が成長するためCO2をより多く固定することができます。山を 元気に保つからこそ地域がにぎわい、人の暮らしも持続できます。

さあ、 原木シイタケを食べて地域と環境を守る仲間になりましょう



4月  峡東地域の扇状地に適応した果樹農業システム


 

5月  静岡の茶草場農法



6月「トキと共生する佐渡の里山」 

佐渡の里山には現在、500羽以上のトキが暮らしています。

一度は姿を消してしまった野生のトキ。

復活にはエサ場となる水田環境の再生が不可欠でした。

そこで農薬や化学肥料を減らし、生きものを育む農法で作ったお米を「朱鷺と暮らす郷づくり」と名付けて、島ぐるみで取り組みを広めました。

佐渡の農家は2回、生きもの調査をします。

網ですくうと、メダカ、ザリガニなどが何種類も取れるにぎやかな田んぼです。

トキは正直ですから、エサのいる田んぼにしか寄りつきません。

トキが飛来する水田は、農家の誇りでもあるのです。


  

7月  阿蘇の草原の維持と持続的農業


 

8月  高千穂郷・椎葉山の山間地農林業複合システム


 

9月  清流長良川の鮎-里川における人と鮎のつながり


10月 人と牛が共生する美方地域の伝統的但馬牛飼育システム


 

11月 にし阿波の傾斜地農耕システム



12月 「能登の里山里海」

日本海を北に突き出した能登半島では、古くから厳しい自然に寄り添いながら土地とつながり、恵みを取り出す知恵と技術、文化が育まれてきました。急傾斜地に広がる「白米千枚田」をはじめとした棚田や、潮風から家を守る間垣、日本で唯一の「揚げ浜式」塩田、海女漁、炭焼きなどは、能登の人々が自然と共生し、豊かな生命、暮らし、生業を営んできた証しで、里山・里海と呼ばれています。

2024年1月1日、未曽有の大震災に見舞われた能登。

しなやかな強さを持つ里山のシンボル、未来志向で創造的復興を進める能登の未来は、この国の未来に通じます。


 

2026年

1月  静岡水わさびの伝統栽培-発祥の地が伝える人とわさびの歴史-


2026年

2月  大都市近郊に今も息づく武蔵野の落ち葉堆肥農法



2026年

3月 森・里・湖(うみ)に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システム


2025年12カ月と2026年の1月~3月までの15か月!

定価1540円ですが、3部以上で送料無料です。
日本農業新聞か、わたくしまでご連絡ください。

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価格1,540 円(税込)

タテ51.5cm×ヨコ36.4cm

【お問い合わせ】

日本農業新聞 普及推進部まで

order_publications☆agrinews.co.jp

3部以上は送料無料ですので、日本農業新聞まで

もしくはわたくし小谷まで、メッセージください。

vegeanaayumi☆gmail.com


世界農業遺産15ヵ月カレンダー(2025) [ 日本農業新聞 ]

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1部でも送料無料。

お早めにお求めお待ちします。



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ベジアナ、世界農業遺産アナ あゆみ

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