お散歩日記　７日目

今日の頭の中

つかみたい、つかめない

　頭の中に浮かび上がる言葉たちを、つかめないことが多い。流しそうめんみたい。するするっとやってきて、つかめるのはそのうちの何割か。のこりは流れて行ってしまう。そんな感じ。全部つかみ取っていたらそれはそれできっと頭がいっぱいになってしまうから、部分的にしかつかめないようになっているのだろうけど、言葉よ流れて行かないで～と思う。ふっと思い浮かんだときに、他のものが目に入ると、すんと消えてしまう。わかった。目を瞑ればいいんだな？今度やってみよう。頭の中にやってきた言葉を捕まえるように目を瞑ってみよう。

「なんとかなる私」になりたい

　散歩しなよ～と行ってくださった方に会う。嬉しい。とりあえずお散歩続いてますよ～って言いたい。眠れていますよ～って言いたい。毎日5000歩近くは歩けるようになったし、寝ても数時間毎にはっと目が覚めるなんてこともなくなった。心身共にそろそろ健康になったって言い切れる気がする。そうなると、「何かしなきゃ」とか思い始める。「何か」ってなんだよな。今日、お話ししてこようかな。「またわからなくなってきちゃいましたよ～」って。でもそうしたらきっと「わからないなんていいじゃないか～」って言ってくださる気がする。
　わからないを楽しむことを怖がらずにいられるようになりたい。わからないことが怖いのは、先の見えない状態をこれまであまり経験してこなかったからで、経験していないことが怖いことにつながっているのだと思っている。大人たちは、過去の様々な経験をもとに「なんとかなるよ～」って言うのだと思う。私ももっと大人になったときに「なんとかなるよ～」って自信をもって次の世代に言えるように、「なんとかなる私」になりたい。これから経験することも、経験しないわからないことも全部ひっくるめて、それでも人生はなんとかなるしおもしろいよって自信をもって言えるようになりたい。

無意味に、無目的に

　私の思う「何かしなきゃ」というのは、「何か（意味のあることを）しなきゃ」という焦りの省略文である。困る。（意味のあること）なんてものは、後になってみなきゃわからないことで、もしかしたら今こうしてnoteを書いていることも、今は無目的だったとしても後から意味をもつものになるのかもしれない。友人が、過去の瞬間瞬間の意味は現在の思考によって決まると言っていた。本当にそうだと思うし、私はそれで、昔の自分をなんとか受け入れられた部分もある。そんな経験ができたからこそ、どんな経験も「蓄積」されることに意味があると思うようになったはずだったのに、なぜか「何か（意味あることを）しなきゃ」が顔を出してくる。本当にこいつはうるさい。無意味に、無目的に、もう少し過ごしたい。無駄万歳。