お散歩日記 9日目
腹痛と雨天により、2日間のお休みをはさんでお散歩再開。今日は曇り空。歩き出す直前までぐずぐずごろごろとした天気だったので、家の近くを歩いた。
今日の頭の中
雨が降るとあらわれるもうひとつの世界
水たまりを見ると、反転した世界がそこにある。普段見る世界が逆さまになって断片的にあらわれる。その逆さまの世界に引っ張られるように気分が落ち込んでいく。水たまりを踏んでみたらいいのだろうか。ピシャッとしぶきがはねて逆さまの世界が揺らいだら、気分は晴れやかになるだろうか。
お手伝いをするように
仕事がしたい。けれど、今はお手伝いをするように仕事がしたい。仕事に増やされた仕事をするのではなくて、誰かの助けに応じるような仕事がしたい。近所のおばあちゃんの畑の手伝いとか、知り合いのリノベーションの手伝いとか、教授の研究の手伝いとか、そういうことがしたい。誰かが何かを必要とする。そこに私が今もっている何かを分け与えるように。
仕事ってそういうものではないのだろうか。先に立つのは誰かの「困りごと」で、あくまでもそこに入り込んでいく。ただそれだけの営みなのではないのだろうか。身の周りにある今の仕事はただそれだけの営みではないように感じられるから、仕事がとても難しい。私にとって、難しい。困りごとではなくて、あったらいいことに対して仕事をしているように見えるのだ。もちろんそれが、経済の成長とか人々の日々を彩る何かになるのだろうけど。もっと身近にまなざすべきなにかがある気がする。いろんな仕事と比較しながら考えるために、いろんな場所を見たいけれど、最終的に近くの困りごとに対して何かできたらいいなと思う。まずは近くの誰かのお手伝いから始めていきたい。
今日も、短めのお散歩。気持ちのいい晴れやかな朝に歩きたい。明日はそんな朝になることを期待して。