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〈note | 週末農業♯2〉 肥料の次は農薬を少し理解しましょ。

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
べじです。

前回のお話で使用する肥料によって栽培方法が違ってくることが少し理解してもらえたら喜びます♪

今回は、農薬のお話になりますが、農薬にも様々なものがあります。
まずは、化学農薬と言われるもの、その農薬を使うとどうなるのか一緒に見ていきましょう♪

代表的な農薬の3種類

1.虫退治(殺虫)
虫も生き物なのにどうして虫を退治するのでしょうね?

2.草退治(除草)
草も同じ植物なのにどうして除草するのでしょうね?

3.菌退治(殺菌)
菌!これまでも退治してしまうのですね。
どうしてでしょうね?


3種類の農薬の使用場面を見ていきますね。

1.虫退治(殺虫)
まず、畑には様々な虫が存在していることを想像してみましょう。
葉っぱを食べる虫だったり、植物の栄養を吸う虫だったり、栽培作物にタマゴを産んで、子どもに食べさせ大きくさせる虫などがいます。

せっかく生長してきた自分の大事な苗(幼少期の栽培作物)が様々な虫から狙われています。
狙っている虫たちから大事な苗を守りたくなりますよね。
ましてや、葉っぱを食べられたり、栽培作物の栄養を吸われたら育たなくなってしまいます。
それと、虫に食べられた葉っぱだったり、吸われたところからバイキンが入り、栽培作物が病気になっていまします。
そして何より、「虫食いの野菜」なんて「食べたくない」なんてことにもなります。

だから殺虫剤という農薬が使われるのです。

しかし、思い出してください。

食物連鎖という言葉を。


栽培作物にとって天敵となる虫がいますが、またそれを食べる虫もいます。
殺虫剤とは、その虫までも天国に召してしまいます。
人間本位で行動すると何かが崩れていってしまいます。


2.草退治(除草)
畑をやっていて、よく耳にする言葉があります。

草に負けるって。

「草に負ける」ってなんぞ?って感じですよね。
自分の苗よりも、周りの草の方が生長が早く太陽の陽があたらくなり、
思った以上に苗が生長しないことを指しています。

それと、昔からの文化で、管理(除草)できていない畑はだらしない。
というのがあり管理(除草)文化が根付いてしまっています。
畑の面積が小さければ手で草むしりをするのは少し疲れますが可能です。
しかし、広い面積の畑になるとなかなか除草が難しくなっていまいますよね。

だから除草剤が使われるのです。


3.菌退治(殺菌)
菌って言われてもピンッと来ませんよね。
人も病気になると抗生剤を摂取しますが、考えはそれと同じです。
虫などから媒介された菌やウィルスが栽培作物に伝染り、病気になってしまった栽培作物を病気から守るために使われます。

しかし、病気になるってどんな状況下でなります?
人で例えれば、少し無理をしたときなど、いつもの生活環境より悪くなったときではありませんか?


栽培作物も自分の生活環境(土や周りの虫、草なども含めて)が崩れたときに病気が発症しはじめる気がします。
(僕は畑をやって4年目になりますが栽培作物が一斉に病気になったことはありません)

それと、病気になる前に殺菌するという目的もある殺菌剤です。


化学農薬を使うことが良いことなのかな?

これまで一緒に見てきたように、3種類の科学農薬ではそれぞの特徴があり、使用する効果や目的がありましたね。

でもほんとうに、科学農薬を使うことが正しいこと、
良いことなんですかね?

少なからず、「栽培作物のため」にはなっているように見えますが
それを食べる「人」のためになってます?

このこと一緒に考えていきましょう♪


サポートありがとうございます_(._.)_ サポートいただいた方が「あっ。本当だった!」という成功体験が得られるように、継続して農業の4次産業化と食の変容を頑張ります!