Ask Me Anything vol.9

Veda Tokyo主宰である、吉川めいに聞いてみたいこと・質問にお答えしていくコーナーです。

質問は、Veda TokyoのLINE(@vedatokyo)にて2月10日(木)まで募集中しております。「Ask Me Anythingへの質問」と冒頭に記載してお送りください。

Q.落ち込んだ時、自分攻めを始めた時、止まらなくなり、気晴らしに、タバコを吸います。その時は、気分は晴れるのですが、タバコを吸うことで、メンタルへの影響を教えて頂きたいです。
身体に悪いのは解っているので禁煙したいと思いますが、イライラしたりすると、タバコを吸っています。何度も禁煙にトライしましたが、やめまられません。

A.メンタルの影響は、一時的な安堵感をもたらしてくれているものだと言えます。ちょっと視点を変えた言い方をするなら、タバコは喫煙者のための呼吸法のよう。ホッと息を吐いて安堵感を脳に届けてくれます。ホッとする方法は人によって色々ですが、メンタル面だけに着目するなら、甘いものに走る方もスマホを手放せない方も同じような脳への一時的なリリーフを得ていると言えるでしょう。

しかし、タバコを吸うことの身体への悪影響は著しいので、どうしたらやめられるか。

私は「タバコをやめようとする」のではなく、「喫煙者である」というアイデンティティーをやめることをオススメします。

「タバコを吸う」とはDOING(行為)です。この行いをやめなさいと、DO NOTに変えようとしも何度も失敗してしまう、よくあるパターンは、何度「タバコを吸う」という行いをやめても、その下にタバコを求む「喫煙者」というアイデンティティーが残っているから。これでは何回やめてもやっぱりまた欲しくなってしまいます。

「タバコを吸う」＝ DOと平衡してある「自分は一体何者か」 というアイデンティティー(BE)の部分。喫煙者である自身から離脱をすると、「タバコに頼る身分」ではなくなります。

すると、イライラしても喫煙者アイデンティティーではないので、別の方法でこのイライラを解消しようとする発想が芽生えるはず。

これさえできれば禁煙は成功できます。ぜひ、アイデンティティーを変えてみる思い切りからトライしてみてくださいね。　

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