休んで強くなるコンディショニングとトレーナーの生き方
「最近の若者は休むことばかり考えて・・・」と言うバブル世代は少なくない。
昭和に生まれ、平成で育ち、令和で子育てをする私。
水を飲むな、汗をかいていないのはさぼりの証、筋肉痛がない運動は負荷が足りないなど、大きな誤りが正義だった時代に生きた私たち。
働きと休日のとらえ方
同世代または少し年上の世代と、働き方についての話題になると、
『休まない古き良き時代の働き方』
『休みを優先にする若者の働き方』
で議論になります。
休まず働くことが美徳と評価された時代はありましたね。
休むことは克己に反するような。
しかし、それに違和感を感じながら生きていたことは確かだ。
30代までは、昼休憩を取らず、隙間時間に昼食をとっていました。
休むことが怖かったとも言えます。
休むと依頼が来なくなるのではないかと考えていました。
休息とランチの重要性
現実は違いました。
むしろ休んだほうが依頼が来るし仕事の能率は上がります。
重要なのはどう休むかなのです。
体調管理を仕事とするトレーナーにとって「休息管理指導」は重要な仕事。
休息管理の中で、危険なのは寝ない食べない(=睡眠不足と栄養不足)です。寝ない食べないは、脳の休息不足にもつながります。
温かいご飯をゆっくりおいしく頂こうではないか。
食事は五感を刺激する。咀嚼は脳を刺激する。
食事は重要なのです。
子供たちを指導していて感じる事。
食事をおろそかにする子や厳しい食事制限をする子の能力養成は難しい。
審美系競技であるフィギュアスケートでは、厳しい食事制限をする子も少なくありません。私は、制限ではなく管理が重要と考えています。管理と制限は違いますね。
運動も仕事も、能率を上げたければ休息をとるべきなのです。
そして無理なく管理すべきなのです。
しっかり食べて、ちゃんと休んで強くなろう!!
週1回の外食ランチは良いことばかり
以前は、スタジオメンバーさんとのコンディショニングの中で、
「トレーナーのおすすめのご飯屋さんある?」と聞かれても答えられませんでした。
なぜなら外食しないから、お店を知らなかったのです。
最近は、週1回はランチタイムに外食しています。
五感を刺激して仕事の能率を上げる。
先日は、春休み最後の日に娘と平日ランチへ行きました。
温かい食事は人を豊かにします。
長くお世話になるメンバーさんからの教えです。
スタジオのある木場・門前仲町にはおいしいご飯屋さんがたくさんあります。
コンディショニングをきっかけに門前仲町で食事される方も多いので、外食ランチは、メンバーさんとの情報交換にも生きています。
先日は新学期前の娘と平日ランチに行きました。
ディナー営業には何度かお邪魔していたお店で、ランチ営業はなかなか行けなかったので、この機会を活かしてお邪魔しました。
おいしすぎました!
娘も大満足。
こちらもコロナ禍を乗り越えた名店の1つです。
休息と食事は重要です。
休まず働く、休まず練習もいいですが、成果を上げたいなら、おいしい食事をとって適切に休みましょう。
休息ミスは、心と身体の不調を招きますのでご注意ください。
今日もご清聴ありがとうございました。