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EXCEL VBA 初心者講習 第12回目

目次

1.日付と時間について
2.曜日について

1.日付と時間について
Excel内では日付と時間をシリアル値として管理されています。

標準では基準となる日時は 1900年1月1日 00:00:00 を シリアル値:1 として計算されます。オプション設定で1904年1月1日 00:00:00を基準となる日時に変更することが出来ます

整数部分は日付を表し、小数点以下は時刻を表します。

1900年1月1日 00:00:00 の シリアル値は 1
1900年1月1日 12:00:00 の シリアル値は 1..5
1900年1月2日 00:00:00 の シリアル値は 2

このシリアル値を利用して月末の日付を計算することが出来ます。

月末(翌月1日の前日)を取得する
月末日 = DateSerial(Year(日付), Month(日付) + 1, 0)

上記サンプルでは月に+1をして翌月を求めています。次に0を設定することで翌月1日の前日すなわち当月の月末日を求めます。

2.曜日について
曜日は曜日インデックス、または、曜日数値と呼ばれており、日付を元にこの数値を取得します。

標準では日曜日:1、月曜日:2、火曜日:3・・・土曜日:7となっています。

曜日数値 = Weekday(日付) で 数値を取得することが出来ます。

Weekdayステートメントの第2引数を指定することで、週の開始曜日を変更することができます。月曜日を1と設定したい場合はvbMondayを指定します

曜日数値 = Weekday(日付,vbMonday) 

日付、時刻、曜日を取り扱う場合、これらの知識が必要になりますのでぜひ覚えておいてください。

今回はちょっとした豆知識の案内でした。

以上で 初心者講習 第12回目は終了です。お疲れ様でした。

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Toma Kamijyo
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