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未来から届いた切ない詩

これは2015年12月15日の夜、寝る前に書いた詩 急に頭に浮かび、頭に浮かんだカラスと目があった。なぜそんな悲しそうな憎しみにもにた目でこっちを見るのかそれはある出来事がきっかけだった。過去には戻れない未来のカラス......。

「カラス」

君たちはどうやって生き残ってきたのだろう
この厳しい環境で、
人が作ってしまったこの環境で

今では、空まで人が侵略し
綺麗な鳥たちがほとんどいなくなった

昔の元気な鳴き声は
今やどこか寂しさと哀愁が漂っている。

空は人が作った機械で埋め尽くされた
君たちまでもが少なくなってきて
そのうち鳥たちたちはみんないなくなってしまうだろう

昨日君の仲間と目があった時、
気づいたことがあった

君たちは、人を恨んでいるだろう

こんな世界にした人間を

君たちだけじゃなく、動物はみんな恨んでいるのかもしれない

夕方になると時間を教えてくれた君たちは
明るい昼間には巣に帰ってしまう

人間が君たちの元気な声を奪ってしまった

もう一度君たちの力強い鳴き声が聞きたい
そんな鳴き声を聞くことができれば

今は亡きあの時代を思い出すことができる
動物と人とが共存していた時代に

もう一度君たちの力強い鳴き声が聞きたい
そんな鳴き声を聞くことができれば

今は忘れている何かを思い出せるかもしれない

人が忘れてしまった何かを


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