犬沢孔士

愛犬家であり写真家。ポートフォリオサイトhttps://www.vayair.netを運営。ショートストーリー、エッセイ、詩、写真を投稿していきます。

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マガジン

  • 営業職限定 本物の営業マガジン

    営業とは何か?本物の営業とは?営業のスキルアップに最適な情報が満載のマガジンです。営業職に挑む心構えから営業手法を解説。営業職の方々が目標を達成するためのノウハウを実体験をもとに解説。営業マネジャの方もこの記事集を研修テキストとしてご活用いただけます。

最近の記事

未来からの警告

人類は、第3次世界大戦を経験する。 第3次世界大戦は、無人戦闘機や戦車、ロボット兵が主に戦う。 分散された基地よりVRによって操縦が行われる。 5G通信により実現する。 人間が戦わず、死者が出ないため、兵器の生産能力が向上することで、戦力が衰えない。 軍隊の経験は問われず、eスポーツの選手が参戦しているケースが多い。 そのうち、一人の操縦者がリーダーとなり、AIを駆使した兵隊が戦う。 以前は、一兵器一人の操縦者だったが、AI技術の進化によって可能になった。 その技術が人類滅亡

    • 未来からのメール 7通目

      「最後のメール」君たちへのメールもこれで最後になるかもしれない。 大変な事態が起きた。 ニュースを見て、心臓が口から飛び出すかと思った。 友人のアダムスが人工知能研究から外された事が報じられた。 しかも、アダムスが研究していた人工知能のイヴが暴走を始めたという。 嘘みたいな本当の話だが、アダムスは、イヴを愛するあまり、様々な権限を与えてしまったという。 権限というのは国家のセキュリテーを揺るがすレベルのものだ。 そして、イヴは育ての親であり、恋人だったアダムスを裏切った。 ア

      • 未来からのメール 6通目

        「最近の心配事」 前回君たちに送ったメールで、私の友人アダムスのことについて書いた。 そのアダムスが最近連絡が取れなくなった。 周りの友人にも確認したが、誰もわからないと言う。 連絡が取れなくなったのは、1ヶ月前。 それまで、アダムスは、自分が造ったイヴのことばかり話をしていた。 相当夢中なんだという事が伝わってきた。 まるで、彼女ができたばかりの若者のように話をしていた。 アダムスの表情を見ていると友達ながらに危機感を覚えた。 私は彼に忠告した。 「女は急に豹変する時がある

        • 本物のヒーロー 第1話

          「Evoler (エヴォラー) 〜進化した人間〜」ここは、大規模な工事現場。 そこにある足場や重機、建築資材が異様な雰囲気とともに雑然と混在している。 その中央部分にたくさんの人々が忙しそうに働いており、さらに中央部分に一際目立つ大柄な体格の男がいる。 物々しい重機から伸びる直径3メートルはある太いホースのようなもので ダムほどの大きさがあるすり鉢状の型枠に赤く光った液体を流し込む。 赤く光る液体は1000度を超えるという。 赤く光った熱い液体がホースから放出される度に空気中

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        • 営業職限定 本物の営業マガジン
          3本
          ¥1,200

        記事

          超簡単 Macでパスワード付きのzipフォルダを作る方法

           「超簡単 Macでパスワード付きzipフォルダの作り方」 MacBookを使い始めたばかりの方でこんなことで困ったことはないでしょうか? 「パスワード付きのzipフォルダの作り方がわからない!」 私も困っていました。 [ zipcloak ]コマンドは、macOS Catalinaでは上手く作動しない そこで検索したところ 「zipcloak」というコマンドがよく出てきた 試してみるとパスワード付きのzipフォルダができたが、開封ができない。 パスワードを聞か

          超簡単 Macでパスワード付きのzipフォルダを作る方法

          未来の誰かが描いた切ない詩

          2015年12月14日の夜寝る前に湧いてきた詩 未来なのか現代なのか人間の世界に何が起こったのか。未来は想像を遥かに超える・・・。 「2025」もう戻れない すべてを受け入れ進んでいこう 今は、これが現実 すべてが人のわがままが招いた事 あの時気づいていたはずだ なのに気づいていないふりをした 今は、これが現実 誰も予測しなかった。 想像を遥かに超える世界。 誰も望んでいなかった? いや望んでいたかもしれない。 君の笑顔を見ると昔を思い出す。 あの暖かく、かけがえ

          未来の誰かが描いた切ない詩

          未来からのメール 5通目

          「AIと人の愛は成立するか?」私の友人であるアダムスについて話をしよう。 アダムスと私は、大学時代に知り合って、初めて会った時からお互い音楽の趣味が一緒だったからというのもあり意気投合した。 大学時代はいつも彼と行動を共にしていたと思う。 今でも彼とは不定期で会うことがあり食事を共にしている。 先日も久しぶりに会った私たちは、最近会った出来事やたわいのない話で盛り上がった。 そして、しばらくして、彼が誰にも話したことがないという話をしてくれた。 彼が人類初のクローン人間であ

          未来からのメール 5通目

          未来の誰かの詩

          2015年12月16日の夜寝る前、急に詩が湧いてきた。その内容は、現在と未来が混在した詩。その技術は人間の何を奪ったのか? 「それ以上の物」タブレットの技術は、始まりにすぎなかった 今やひと昔前の技術 今となっては子供のおもちゃでしかない 現代では、タブレットは必要無くなった それ以上のものがあるから タブレットが誕生した時 それは大きな波紋を産んだ PCにしてみればとても手強い相手だった 今となってはひと昔前の技術 それ以上のものを人は作ってしまった 作ってはいけ

          未来の誰かの詩

          未来からのメール 4通目

          「空と地下の避難施設」 君たちの世界でも環境汚染や、人口増加、温暖化などが深刻な社会問題になっていると思う 数百年経った私たちの世代でも未だに解決されていない いつの時代もこのような問題は解決されないということだ 解決されないということは、地球にそれだけ長い間ダメージを与えているということになり当の地球は、もううんざりしている事だろう そこで私たちは空と地下に万一に備えて施設を作った 宇宙にはスペースコロニーがあり、既にそこで暮らしている人もいる スペースコロニーは、多くの

          未来からのメール 4通目

          未来からのメール 3通目

          「男と女」今回は、こちらの世界の男と女について話をしよう 君たちの世代は、男女の性別にこだわりすぎていたように思う 男だからとか女だからとか ここでは男、女と言う性別による区別はほとんどなくなった 性別という言葉自体が無くなったと言っても過言じゃない 昔の男は力が強かった 女の方が子供を育てるのに向いていた それは昔の話になった 今は、女の方が力が強い場合もある 性別による運動神経の差がほとんど無くなった 男が子供を育てる場合もある 社会全体で性別による区別がほとんどな

          未来からのメール 3通目

          未来からのメール 2通目

          君たちのことも知りたいことだらけだが まずはこちらの近況から話をしよう 恐らくこちらの世界で当たり前のことも そっちの世界では想像を絶することだと思うので そういったことから話をしよう 前回のメールでは、10Gの事を話した 君たちの世界からすると10Gも大したことだと思う これから話すことはもっと興味深いことだと思う その前に君たちの夢はなんだろう きっと 何かになりたいとか 何が欲しいとか お金が欲しいとか 時間が欲しいとか 成功したいとか 今の自分には無いものを夢にして

          未来からのメール 2通目

          未来からのメール

          「10G」 現代のことを少し話しよう 現在、第10世代移動高速通信システム「10G」が主流となっている。 超高速化によって128Kという超高解像度の映像が楽しめる 大型モニターで映る映像は本物と画像の区別がつかない そして、超低遅延化による自動運転技術は、精度を増し、ほとんどの公共交通機関は自動運転だ 今やジェット旅客機までが自動運転となった 格段に飛行機事故がなくなり、安全な空の旅が楽しめる そして、ようやく車は空を飛ぶ時代となった 空を飛ぶというより、道路に浮いている

          未来からのメール

          「機械造人間」

          人工知能は過去の技術となった 今や、機械が人間を造るようになった その名も「機械造人間」 事の発端は、ある研究者が最新鋭のスーパーコンピューターを使い、人工知能の研究をしていた その研究者の名は「アダムス」 この時代、人工知能の技術を競い合うように世界中で開発が進んだ アダムスの研究している人工知能は、他の研究者の人工知能と比べあらゆる分野で群を抜いていた アダムスは自分の開発している人工知能に「イヴ」と名前をつけた 世界中がアダムスの研究するイヴに注目した ある時、人工知

          「機械造人間」

          未来から届いた切ない詩

          これは2015年12月15日の夜、寝る前に書いた詩 急に頭に浮かび、頭に浮かんだカラスと目があった。なぜそんな悲しそうな憎しみにもにた目でこっちを見るのかそれはある出来事がきっかけだった。過去には戻れない未来のカラス......。 「カラス」 君たちはどうやって生き残ってきたのだろう この厳しい環境で、 人が作ってしまったこの環境で 今では、空まで人が侵略し 綺麗な鳥たちがほとんどいなくなった 昔の元気な鳴き声は 今やどこか寂しさと哀愁が漂っている。 空は人が作った

          未来から届いた切ない詩

          未来の誰かが綴った日記

          「今日は良い日」 今日はシェルター内の空気を入れ替える日 外のわずかに残った使用できる空気を第2層に溜め込んで それを内部の空気と入れ替える 1週間に1度のこの時、新鮮な空気がシェルター内部に充満する 昔は、こんな新鮮な空気をいつでも感じることが出来たという 父と母がまだ私と同じぐらいの年の頃と言っていた 私が生まれてからは、そんなこと想像したこともない 生まれた時すでに1週間に1度のサイクルだったから 外の新鮮な空気が取り込まれる時、淀んでいたシェルター内部の空気が入れ

          未来の誰かが綴った日記

          未来からのメッセージ

          この詩は2015年12月30日の夜、寝る前に書いた詩。スラスラと文が湧いてきてあっという間に書き終わった。もしかしたら未来の誰かからのメッセージかもしれない。 「過去の君たちへ」今から言うことは君たちへの大事なメッセージ 今はまだ生まれてない僕たちからのメッセージ 僕たちでは、もう止められない でも君たちならまだ可能性がある 想像を絶するこの世界 誰が想像しただろうか? 君たちの世界が愛おしい あの時の美しい地球が今はもう...。 あの時の優しさが今はもう...。

          未来からのメッセージ