学級通信を書き始めたきっかけ
教育サークルまほろばの板男です。
サークルメンバーで学級通信について発信しています。
前回はとぅけさんの記事↓
学級ではいいことばかりではありません。
時には物申す!ことも必要ですね。おすすめ記事です。
さて本題です。
私は初任者の頃、学級通信をたくさん出している人を否定的に見ていました。というか、忙しいのによくやるなあと思っていました。しかし、ある出来事によって人生が大きく変わりました。主に2つです。
1.書籍との出会い
2.コロナ休校による悔しい思い
学級通信を書き始めてみると、その魅力に取りつかれてしまいました。
勤務校にて
以前勤めていた学校(地域)では、学級通信にて翌週の予定を記載して配るというのが通例になっていました。
その下に数行だけ学級の様子を伝えるというものです。
初任者には、この1枚でさえ負担に感じていましたが、学年の方針もあって発行していました。
各学年4学級ある規模ですので、そこそこ大きい学校でしたが、2名ほどだけは継続的に学級通信を発行していました。
文化として、学級通信=週予定が定着していました。
サークルにて
初任者の時から地元の教育サークルに通っていました。そこでは、当たり前のように学級通信も紹介されていました。
私は内心「よくやるなあ」と思いながら見ていました。
学級通信=週予定という文化でしたから。
サークルでは、文字がぎっしりタイプの通信ばかりで、さらに高いハードルに見えていました。
しかし、憧れはあったように思います。授業の上手い先輩方が、質の高い学級通信を見せてくれるのですから。
衝撃の出会い 生徒の心をわしづかみ! 長谷川博之の学級通信365日全記録
サークルで、上記の学級通信本を買うか悩んでいるという話をした記憶があります。上下巻合わせたら5000円以上の出費ですから。
先輩に
「セミナー会場限定販売で、個人出版の時は1万円以上したよ。この値段なら即決でしょ。」
と言われ、購入を決めたことをよく覚えています。
さて、読み始めると手が止まりません。比喩ではなく、雷に打たれた衝撃でした。
あまりにも格好良すぎました。
次の日から、継続して学級通信を発行することを決意しました。
とにかくおすすめなので、改めてリンクを貼ります。
コロナ休校による悔しい思い
10月半ばに本格的に出し始めた学級通信ですが、すっかり日課となっていきました。3月の修了式で100号、きれいに終わろうなんてことを考えていました。そこに合わせて号数を調整していました。
しかし、新型コロナウイルスによる全国一斉休校の要請が出ました。
2月28日 92号で終えた学級通信の悔しさは今でも忘れません。
翌年度から、調整するということはやめました。当たり前に日常が続くとは限らない。だからやり切ろうと決意しました。
書籍との出会いをきっかけとして、学級通信を学級経営の大きな柱にできたことは本当に幸運でした。
継続的に書いている方は何かきっかけがあったことと思います。みなさんのきっかけもぜひ教えてください。
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