Chat GPTに大学教育が混乱⁉
noteクリエーターの花やんです。昨日は『Chat GPT禁止よりダークAIを禁止せよ』をお届けしました。先日には『今日はChat GPT教育現場での導入反対について思うこと』もお届けしました。
今回はその続編的意味で『Chat GPTに学校教育が混乱⁉』をお送りします。
初めに
今朝、地元の新聞の一面には、「Chat GPTによる大学教育の混乱」という記事が掲載されました。記事を読むと、大学によってChat GPTの導入について賛否両論があることが浮き彫りになりました。
特に大学で懸念されているのは、Chat GPTを用いた論文の提出に関する問題です。現状、Chat GPTを使用した論文とそうでない論文を見分けることは、人間にとってほぼ不可能だとされています。
そのため、世界的な学会では、Chat GPTの使用自体を禁止するケースが増えています。これが、大学教育におけるChat GPT導入に与える影響は計り知れないものがあるのではないでしょうか。
教育においてのChat GPT
以前からお話をしている通り、Chat GPTを禁止することには大反対です。これから世界を一変し続ける技術を否定することは、人間の可能性を狭めることを意味していると考えています。
一方で、懸念に対しての対策もしっかり行わなければなりません。個人情報流出については、一定のルールが必要ではないかと思っています。デメリットを最小化し、メリットを最大化することが求められます。
以前の『今日はChat GPT教育現場での導入反対について思うこと』でもお話をしましたが、発想力や想像力が低下するから禁止することは、改革派教育者を除くバカな教育学者のやることです。
むしろ、正しく活用することこそが重要だと思っています。大学教育においても同じだと思っています。
正しく活用できるように、人工知能リテラシーを身に付けて、起業家、フリーランス、個人事業主として稼いでいくことができるようにしなければなりません。
これからは会社に所属して働くことから、自分自身で稼いでいく時代になるのです。そのような時代に人工知能を使いこなせる高度スキルこそ必須になります。
起業家(創業時)、フリーランス、個人事業主は、自分で何でもやらなければいけません。その時に人工知能を使いこなせるスキルがあれば、自分にしかできないことに割ける時間が増えます。これは時間効率を最大化できます。したがって、収益を増やすことにつながります。
こうしたスキルは学生までのうちに身に付けておく必要があります。それを身に付ける最後のチャンスである大学、短大、専門学校などは重要な場所になります。
だからこそ、大学では積極的に講義などでChat GPTを活用するべきです。先ほども言いましたが、メリットを最大化し、デメリットは最小化することが求められます。一律に禁止するのは得策ではありません。
学生のうちに使いこなせるかは、重要な意味を持つ
大学までの学生・生徒時代に、人工知能技術を使いこなせることは、将来のキャリアにとって非常に重要です。Chat GPTをはじめとする技術を使いこなすことが、最低限のスキルになると花やんラジオでもお話しました。
そのため、若いうちから正しい活用方法を身に付けるカリキュラムを導入し、大学ではさらに高度な実践的な学びの場を提供することが必要です。これによって、社会に出たときに同世代や上の世代との競争に勝ち残ることができます。
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