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文化祭が終わりました

こんにちは。
中学校教員、うたういぬです。

昨日、文化祭が終わりました。
いろいろ振り返ってみます。

学校開催の文化祭

昨年度は地区の大きなホールで開催しましたが、今年度は学校の体育館で開催。
準備やリハーサルがやりやすい分、全てのことを生徒と教師で行わなければならないという大変さがありました。昨年度の準備の経験が活かせないことも多く、特別活動主任・音楽主任は大変そうでした。しかし、職員間での協力ができた点が大きな成果でもありました。

また、アットホームな雰囲気でできる学校開催の文化祭は良かったと思います。
私自身、中学生の頃の文化祭は地区のホールだったので、学校で開催できる行事の面白さを再認識しました。


合唱コンクールで見えたもの

文化祭のメインは合唱コンクール。
各クラス、練習を重ねるごとに熱が入り、上手になっていく様子が見られました。
学年主任として、学年を問わずどのクラスの様子を見ることができた点は良かったですが、自分自身が本気で合唱に取り組めたかと問われると、yesと返事ができるほどではなく、消化不良。そんなもんでしょうか。


表と裏

文化祭当日は、ほとんどが裏方の仕事でした。
動画を上映するための機器の操作。音楽を流しつつ、会場の盛り上がりに応じて音量を調整。合唱コンクールの最優秀賞の発表では、「最優秀賞のクラスの合唱音源を流す」という絶対にミスが許されない仕事。

担任たちはクラスの生徒たちと一緒に座り、会場を盛り上げつつも、生徒を見守っていました。
これまでずっと学級担任を務めさせてもらい、表に立って仕事をしてきました。学年主任として裏方を見て、裏から支える経験ができました。


学年主任って

校長は「学級担任を育てることが学年主任の仕事」と何度も言います。
では、どのようにして担任を育てるのか。

行事を通して考えたことがあります。
・本気で生徒と向き合う担任
不安を感じている担任を励ましつつ、「もっとできる、がんばれ!」と後押ししました。うまくいくかどうかは別として、本気で生徒と向き合う担任の姿が見られました。

・組織の一員である
行事に熱が入りますが、クラスも担任も学校という組織の一員です。時には、他のクラスや学年との足並みを揃える必要があります。強烈に揃えすぎても窮屈ですが、自由すぎると秩序がない。バランスをとることで、担任のバランス感覚も養う必要があります。3人の学年主任の連携も必要でした。ちょっと反省材料が残ります。

・打ち上げ花火で終わらない
体育祭も含めて、良い姿を見ることができた行事でした。しかし、これからの学校生活が良いものに変わらない限り、この行事を良い行事だったと言えないと考えています。この考え方を担任に持たせ、日々の生活や授業に反映させることが重要です。
来週以降のクラスの様子に注意して、適宜担任に声をかける必要があります。


昨日は職員全体の打ち上げがありました。
お酒も入り、学校祭の準備や本番に関する話が盛り上がります。
やはり、担任たちは熱を込めた分、打ち上げでも本当に盛り上がっていました。

私も若い頃はこうだったなぁと思いながら、ちょっと距離を感じました。
今回はこれでOKだと思っています。ちょっと羨ましいけど…


気が抜けた

大きな行事が終わり、頭の中でずっと気にかけていたことが一つ終わりました。心も体も休めようと思った今日。天候のせいもあってか、頭痛がひどい。張り詰めた緊張感の中で過ごしてきた2学期の序盤。きっと体は休みたがっていたのでしょう。
あまりにも気を抜いて、かえって体調不良にならないか心配です。

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