見出し画像

始業式 生きていることを感じる瞬間

中学校教員、うたういぬです。

本日、3学期の始業式を迎えました。50日間の3学期が始まりました。
担当している中学3年生にとっては、受験、卒業と、大きな分岐点を迎えるのが3学期です。

さて、朝から思ってもいないようなことが連続で起こり、心が落ち着かずに1日が始まってしまいました。担任たちは、学活や道徳の時間、学級の生徒たちと温かい雰囲気の教室をつくっていました。時々、教室の中に入り、生徒の様子を気にかけます。
・表情はどうかな、元気かな
・心で話を聴いているかな、聴いていない子はどんなことがあったのかな
・教室は整頓されているかな
・服装、姿勢からその子の心を探ってみる
・新年の目標を書いている言葉から、努力や決意を読み取る

ただ、学年主任である私の居場所は教室ではなく、廊下でちょっとした仕事をしながら教室の生徒の姿を気にかけ続けるのでした。
廊下は寒い…  本当に寒い…
この寒さが分かるからこそ、教室のあたたかさが分かる教師でありたい。
明日は数学の授業があります。
楽しみにしています。


生徒は午前中で下校して、午後はいろいろな仕事モードです。
まずは主任者会、学校評価の振り返りや次年度のことを構想します。
その後、進路の事務仕事。
地区内の公立・私立高校以外の希望があると、その生徒に合わせた書類の準備や指導が続きます。時期が異なるので、要注意です。
学年打ち合わせをして、3学期の見通しを持ち、個別の生徒や家庭の対応。
学年としての方向性を確認しながら、担任に動いてもらうようにします。

今日はどっと疲れた感じがしました。
久しぶりの仕事。やるべきことがたくさんあり、考えるべきことも次から次への湧いてきます。
そんな中、ちょっとした話で盛り上がる瞬間が好きです。

こうやって、生徒や同僚と関わっている瞬間、「生きているなぁ」と実感します。ただ、この時間はずっと続くのではなく、私は息子のお迎えのために早めに退庁。我が家のみんなと過ごす時間も、とっても大事。

学校では生徒や同僚
家庭では妻や子どもたち
みんなのお陰で生きている私が存在する
感謝の思いを行動に移す3学期にします

いいなと思ったら応援しよう!