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中学校教師 #9 授業の進め方を変えて実践


4月から中学校で勤務しています。
いずれは小学校に戻ることを考え、この経験を記録に残そうと思います。
異動の経緯や考えは下記参照

https://note.com/vast_swan335/n/n94f3001c0e89

6月、平穏な日々が続いてくれればと思っても、なかなかそうはいかないものです。
だからこそ、しんどさを感じる。
つらいなと感じたまま学校へ向かうのは生徒…?教師…?どちらも?

学級ごとに進め方を変えて授業を行ってみた


6月になり、学習への意欲や雰囲気、つまずきやすいポイントなどが、学級によって異なることがよくわかってきました。
同じように課題を提示しても、盛り上がる学級もあれば、しーんという反応のある学級もあります。
同じ内容を複数の学級で実施する中学校ならではの気付きだなと感じています。

そんなことは分かっているつもりですが、1章では同じペースで無理やり進めていました。
2章では、学級によって進め方を変えてみるというチャレンジをしています。

例えば、2年生の連立方程式の授業です。
ある学級では、代入法が適当だと思われる問いに対して、式の変形をすることで加減法で解いた方法が出てきました。
全体の場で発表してもらうと、
「え、よくわかんないから教えて。」
「私は代入法の方が良いと思うけど…」
と話が広がります。
盛り上がりつつ、友達の意見に耳を傾けて受け入れようとする学級の雰囲気があるからこそ、この時間が豊かになります。
隣の学級では、基礎を中心にやや講義型で説明した方が生徒同士が教え合うよりも理解が深まると感じています。
また、解法の例を示して別の計算問題を取り組むようにしています。
例を参考に、自分で解く力を高めることで、より良い授業の雰囲気ができると考えています。

このように、意図的に進め方、切り返し方を変えることで、授業に臨む生徒の意欲も保ったまま学習を進めることができます。

今後は、学級全体かつ個に応じた支援が充実するように意識したいです。


働き方改革

全国各地の学校現場で当たり前のように言われていますが、改善はなかなか見られない現場が多いと思います。
本校でも、アンケートが実施され、先生方の働き方改革について集約されたプリントが配付されました。
働き方改革の方法の一つとして、ある先生が以下のように記述していました。
「早く帰れるときは、早く帰る。」

え?本気で言ってますか?
この先生から見て、周囲の方は早く帰れるのに、わざと帰らないように見えているのでしょうか。
あるいは、自分は早く帰れるのに、わざと残って仕事をしているという意味でしょうか。

このように卑屈に受け取ってしまう自分も悪いのですが、この考え方では全体の働き方改革は全く進みません。
一人の教員として、私ができることも限界がありますが、できるだけやってみます。
そして、自校の働き方改革につながるのであれば、周囲に広めていきたいとも考えています。

ま、このプリントを配付した際の職員会議は、定時後まで当たり前のように行われていました。
テスト前、授業研前、中体連前と忙しい中、本当に大切な内容の職員会議だとはわかっているけど、これじゃあ定時過ぎていても帰りづらい。


来週、地区の先生方が30名ほど来校して授業研修会が実施されます。
私の学級が公開授業となります。
当たって砕けろ!
の精神で、思い切りチャレンジするつもりです!!

でも直前になってビビってしまうんだよなぁ…。


【「えがお」を大切に  焦らず、誠実に、前向きに】


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