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短い期間で続いた自分の失敗の要因を考えてみる

おはようございます。
中学校教員、うたういぬです。

月末の体育祭、その翌週の文化祭に向けて、学校全体が動き出しています。

職員室では、特別活動主任を中心に、体育主任と音楽科が打ち合わせを続けています。
また、実行委員を中心に生徒も動き出しています。
そして、授業や放課後の時間をどのように使うのか、主任たちが連携を図ろうとしています。

大きな行事を成功させようと、みんなが頑張っている中、
私は失敗しました。
しかも、短い期間に2回も。

詳細は避けますが、失敗の内容を箇条書きで示します。
・良かれと思って企画したことを生徒と共有
・生徒は乗り気になっている
・やるなら早いほうが良いと思い、どんどん進める
・落ち着いて考えると、各種方面に相談、連絡、調整をする必要があることがわかる
・生徒は乗り気になっていたが、急遽中止とする。
・生徒は不満を抱かなかったが、「どうした?」っていう反応。
・1回目の失敗を踏まえて、2回目を慎重に進めようとしたが、同じ原因で失敗
・その内容が職員の打ち合わせで話題になり、職員室内が混乱。


原因は自分のマインドに

初めての中学校の学年主任になり、初めて学級担任ではなくなった今年。
できることと、できないことの間で戦っています。

大きな行事を前に、生徒たちの成長を願う気持ちはこれまでと同じように。
自分なりのアイデアで物事を進めようと思う気持ちもこれまでと同じ。

小学校での勤務時代、高学年の担任兼学年主任として仕事をしていたころを思い出します。
同じ学校で長く勤務していたこともあり、大体のことをわかっていたつもりでした。
だからこそ、どんなことを仕掛けると、どんな反応が見られるかも想像できました。

良くも悪くも管理職との距離が近く、思ったことを伝えることができていました。

そんな自分の「過信」が、悪く言えば暴走につながろうとしていたのだと思います。

中学校の組織は小学校とは異なるように感じています。
小学校での仕事の感覚が抜け切らなかったこと、丁寧さに欠けた仕事ぶりが失敗の原因でした。


これからどうする

①組織を大切に
相談、連絡、調整
これらをきちんと大切にします。
当たり前だからこそ、大切にしたい。
自分への戒めの意味も込めて。

②何を言うか
校内の状況を見て、私がアドバイスをしたり、裏で動いた方が良いことも多いです。
担任勢は若手が多く、学級経営においては指導が必要なこともあります。
体育祭や文化祭のような大きな行事前だからこそ、学級の状態が丸見えになってしまいます。
うまくいっていないことが見えてしまうと、中学生の学校生活への意欲も高まってきません。
大事に思っているからこそ、時には厳しいことも言わなければなりません。

③長所で勝負
なんでもできる人にはなれない。
だからこそ、自分の長所を生かして学校全体に貢献したいです。
改めて自分で思っている長所を言語化してみます。
・生徒への語り
・授業づくり(生徒が主体的になる構造づくり)
・ICTの活用(Teams   Canva    ミライシード)
・職員室でのコミュニケーション
(学年部の雰囲気づくり、学年部を超えた声掛け、管理職とのつながり)

長所を振り返ってみて、「失敗ばかりの自分でも、みんなのために貢献できることがあるかも…」とちょっとだけ自信が出てきました。


失敗は誰でもある。
そこから学ぶことが重要。

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