太陽と地球、火星の距離
はじめに
太陽と地球の大きさ。
地球と火星の大きさ。
よく理科の教科書で模式図を使った例で紹介されています。
例えば、以下のような感じになります。
サッカーボール(公式球)を太陽の大きさと見なした場合、地球の大きさはゴマ一粒ぐらいの大きさになります。
また火星は地球の1/2~2/3ぐらいの大きさとして紹介されています。
しかし太陽と地球の距離。
あるいは地球と火星の距離を分かりやすく例えた例を知りません。
一方、現状では多くのロケットが打ち上げられております。
調べたところ、2024年は、毎日、地球のどこかで打ち上げられていました。
※近々、データをまとめて紹介します。
そろそろ太陽系の大きさ、太陽と地球の距離感や火星との距離感などを分かりやすく身近なもので例え、紹介した方が良いのでは?
と、考えました。
理科年表2025 (令和7年/第98冊) 国立天文台編(丸善出版) のデータを利用し、自分が利用している三次元CAD Alibre Designで創りこんでみました。
笑い話になりますが、太陽の大きさに対し地球や火星は小さいので、一時的に遭難しかけました。
生還するために各惑星の公転軌道上にプレーン(仮想平面)を作成し、無事に地球に戻ることができました。
画像では太陽が点のように見えてます。
このスケールでは地球や火星の大きさは視認できないほど小さくなります。
参考までに地球の大きさ(1)に対し、太陽の大きさは(約109)となります。
仮想平面付近を拡大すると地球や火星が視認できるようになります。
それだけ我々が住む地球は小さい。
でも、そのうえで争いが絶えない状況ですから、改めて平和について考えてしまいます。
太陽と地球、地球と火星の距離
テニスコート8面(2X4面)分 (約46m四方)の中央に、サッカーボールの公式球(直径 220 mm)を置きます。
そしてコートの端に直径2mmの鋼球を置いた時、それが太陽と地球の距離となります。
テニスコートの端から15mほど外側に直径1mmの鋼球を置くと、それが火星の位置になります。
落したコンタクトレンズを探すより大変だと思います。
現在、ロケットの発射技術に注目が集まっています。
この距離感で月の探査や火星への移住などが言われていますが、いろいろな技術革新が必要だと思います。
いろいろな産業で変革が起こっています。
考えるキッカケになればと思います。