![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94377527/rectangle_large_type_2_9e0a3859437d6e8510ee17abb60464f7.jpeg?width=1200)
啓発本とわたし
人は、誰でも、『なりたい自分』とか、
『理想の自分』のようなものがあるでしょう。
それほど明確でないかも知れないし、
まあまあ、ぼんやりと思っている人もいれば、
日々、それに向かって、汗を流して、切磋琢磨というか、自己鍛錬というか、
むしろ、それに集中してる人もいる。
今の自分に満足しないで、高みを目指す。
一見、向上心の塊のように聞こえますが、
私の場合は違います。
むしろ、どんどん自己肯定感が低くなり、
『今の自分は駄目な人間。見た目もひどいし、ファッションセンスも無い。特技も無い。性格は暗い。話が下手。料理は嫌い。家庭環境が良くない。
毒母に育てられたから、人間性が最悪。』
そこから始まるので、いくら、啓発本を読んでも読んでも、アリ地獄のように、
這い上がっては落ち、這い上がっては落ち、
その繰り返しでした。今までは。
その昔、『なりたい自分になる100の方法』だったかな、そんな本を読みました。
無糖のお茶を飲む、着ない服を捨てる、とか。
シンプルなことが書いてあったような…。
中谷彰宏さんの、スピード整理術とか、
心の整理、とか、そういう系も、もちろん読みました。
あ、あとは啓発じゃなく、『断捨離』とか。
流行りました。今も続いている、捨て活。
『すべては、ささいなこと。』
『死ぬこと以外はかすり傷』
などなど、壁に貼ってみたり。
座右の銘みたいに。
自分を鼓舞する、テンションを上げる、
自己肯定感を上げそうな物には飛びついていました。今までは。
なぜでしょうか。
なぜなら、
私は、自己肯定感がゼロに近い。
いわゆる劣等感の塊だからです。
それが原因で、病んだ経験があります。
それも、深刻な病でした、過去形で書きますが、
現在も服薬したりしています。
啓発本が、あまり、響かなかった私を鼓舞した物、
それは、何だったんだろうか。
真小柴雅美
いいなと思ったら応援しよう!
![🍊真小柴雅美🍎マコシバミヤビ🍊](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/171193460/profile_a9ca145896572b92bbd17579f7e89f01.jpg?width=600&crop=1:1,smart)